（初出：25/07/22）
2024年、約10年ぶりに日本での音楽活動再開を発表したシンガー・ソングライター、アンジェラ・アキ。
再始動後は、ミュージカル音楽作家としてのデビューや、YouTubeチャンネルTHE FIRST TAKE（手紙 ～拝啓 十五の君へ～）にも初登場し、大きな話題になった。
そして今年2025年、約11年ぶりとなる待望の全国ツアー「アンジェラ・アキ Tour 2025 -Eleven-」（全国10都市10公演）が、7月21日（祝/月）、自身の故郷徳島県（徳島あわぎんホール※徳島県郷土文化会館）を皮切りにスタートした。
アンジェラ・アキのライブは2014年8月4日、日本での活動休止を発表した東京・日本武道館で行われたもの以来、今年で11年ぶり。
徳島公演では「手紙 ～拝啓 十五の君へ～」「This Love」など、デビュー以来の数々のヒット曲や、昨年の日本再始動時にミュージカル音楽作家として手がけたアルバム『この世界の片隅に』から「この世界のあちこちに」をアンジェラ自身が初実演。
さらには、未発表の新曲初パフォーマンスも行うなど、11年振りのライブではあったものの、過去曲のみのベスト版的なライブではなく、これからのアンジェラを予感させるような内容であった。
MCでは、
「11年ぶりにこのステージに戻ってくることができて、本当に心が踊っていてもう感無量な状態です。うちのスタッフが去年ぐらいに『そろそろツアーをやってみる？』って聞いてきた時、『どうしようかな。心の準備ができてないかも』と思いながらも『じゃあ一発目徳島にしてくれるんだったらやる！』ってね」
と語り、久々に地元徳島で再会したファンたちはその言葉にこたえるように、大きな歓声を送っていた。
また、今年5月21日にリリースした最新曲「Pledge」をパフォーマンスした際には、
「私は本当に今までね、苦しみとか、葛藤とか悩みとか、もうほんまにできれば避けたいと思ってね。なんかそういうことをこう見ないようにって排除してこう生きてきたんだけど、最近こういうなんかネガティブな感情って、実は変化を促してくれる、導いてくれる救いの手でもあるような気がしてて、私の中の小さな苦しみのかけらたちが光を当てて教えてくれたことしかなかったのね。それは私が長年自分自身を見失ってしまっていたということなんです。それで！ それに気づいた時に、それまではずっと自分のままの曲を作りたくないと思ってたんだけど、ポンとピアノに向かってできた曲がこの次にやる最新シングル「Pledge」という楽曲です」
と、過去とは違う、まさに今のアンジェラ自身の気持ちを語り、ファンたちもそのアンジェラの言葉を受け、新曲に聴き入っていた。
なお、今回の全国ツアー10公演では、バンド編成の公演（7公演）と、ピアノ1本で行われる単独ピアノ弾き語り公演(3公演）の2種類の公演が行われる。
メジャーデビュー20年目となる今年、ついにスタートした、アンジェラ・アキの全国ライブツアー。
活動休止前にライブに足を運んだファンはもとより、楽曲は聴いたことはあるがライブは観たことがないというリスナーも、シンガー・ソングライターにミュージカル音楽作家としての新たなスキルをプラスしたアンジェラ・アキを体感するチャンスだ。
■ツアー情報：
「アンジェラ・アキ Tour 2025 -Eleven-」
＜2025年＞
★印は単独ピアノ弾き語り公演
7/21(月・祝) 徳島 あわぎんホール (徳島県郷土文化会館)
7/24(木) 宮城 SENDAI GIGS
7/26(土)★ 熊本 熊本城ホール メインホール
7/30(水)★ 石川 金沢市文化ホール
8/1(金) 愛知 COMTEC PORTBASE
8/2(土) 岡山 岡山芸術創造劇場ハレノワ大劇場
8/４(月)★ 広島 呉信用金庫ホール
8/7(木) 大阪 フェスティバルホール
8/8(金) 福岡 福岡市民ホール 大ホール
8/10(日) 東京 東京国際フォーラム ホールA
▽チケット情報：
https://w.pia.jp/t/angela-aki-2025/
■Angela Aki（アンジェラ・アキ） プロフィール：
バイカルチュラル（日本とアメリカ）の個性派シンガー・ソングライター / ミュージカル音楽作家日本人の父親とイタリア系アメリカ人の母親との間に生まれる。
▽Official HP
https://www.angela-aki.online
▽Official Instagram
https://www.instagram.com/angelaaki_official/
▽Official X
https://twitter.com/angelaaki_x
▽Official YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@angelaakiSMEJ
