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【ライブ】ムード歌謡の貴公子・タブレット純、東京・さくらホールにてリサイタル!

(初出:24/06/05)

ムード歌謡グループ「和田弘とマヒナスターズ」の元ボーカルで、現在は、歌手、お笑い、歌謡研究家などと幅広く活躍中の〝ムード歌謡の貴公子〟ことタブレット純(49)。

そのタブレット純が6月4日、東京・渋谷のさくらホールでリサイタルを開いた。

熱烈なファンで満席の中、妖艶な赤ドレスで登場。
「本日は歌手の顔に戻って歌います」と挨拶し客席を沸かせた。

リサイタルは2部構成で、第1部は、和太鼓が響き渡る中、美空ひばりの「柔」でスタート、『演歌の花道』の名ナレーションのものまねに続けて、「雨の慕情」「新宿の女」「池袋の夜」など女性演歌歌手の名曲メドレー、得意のラジオ・パーソナリティーやテレビ番組のナレーションのものまねメドレー、アコーディオン弾き語りの遠峰あこをゲストに「シウマイ旅情」(崎陽軒CMソング)など披露。

第2部は、中世の貴公子のようなコスチュームで登場、ピアニストの鬼武みゆきをゲストに「難破船」「別れのサンバ」を歌唱。GSのタイガース・メドレー、昨年NHK「ラジオ深夜便」内で「深夜便のうた」としてオンエアされ、現在もロング・ヒット中の「銀河に抱かれて」(作詩:高畠じゅん子、作曲:タブレット純)、そして、リサイタル当日リリースされた「母よ」と加藤からもう一曲提供されたレコーディング前の新曲「愛をありがとう」(作詩・作曲:加藤登紀子)も披露した。

新曲「母よ」(作詩・作曲:加藤登紀子)は、加藤登紀子が、タブレット純の母親と偶然遭遇し、会話した時にイメージが湧き作られたという楽曲で、リサイタルの開催にあわせ、配信シングルとしてリリースされた。また、同曲ミュージックビデオも公開されている。

アンコールでは、銀のロング・ドレスに付いたレースの袖を広げながら「魅せられて」で登場、「時の流れに身をまかせ」や2007年に田渕純名義で発表した幻の名曲「夜をまきもどせ」(作詩:吉田明裕、作曲:岡村みどり)を披露。

昭和歌謡の名曲からCMソング、オリジナルまで、音楽知識に長けたタブレット純ならではの歌唱力とバラエティーに富んだ選曲で、全24曲を熱唱。

終始、ファンと一体となって盛り上がり、爆笑トークを織り交ぜながら最後まで客席を楽しませたリサイタルだった。

■リリース情報:
タブレット純
配信限定シングル
「母よ」
作詩・作曲:加藤登紀子/編曲:米内山尚人
歌・ハーモニカ:タブレット純
ピアノ:北園優
ヴァイオリン:石井夕紀
ギター:米内山尚人
2024年6月4日発売
品番:COKM-44956
発売元:日本コロムビア
▽タブレット純 日本コロムビア アーティストページ
https://columbia.jp/artist-info/tabletjun/

■タブレット純 プロフィール:
本名 橋本康之。昭和49年8月31日生。血液型:A型。星座:乙女座。幼少時よりAMラジオを通じて古い歌謡曲に目覚め、思春期は中古レコードを蒐集しながら愛聴、研究に没頭する日々を送る。高校卒業後は古本屋、介護職などを経て27才の時、ある日突然ムード歌謡の伝説的グループ、『和田弘とマヒナスターズ』に芸名「田渕純」としてボーカルで加入。以後2年間和田弘氏逝去まで同グループにて活動した。グループ解散後は都内のライブハウスにてネオ昭和歌謡、サブカル系のイベント出演したほか、2011年1月、寄席・お笑いライブにも進出。ムード歌謡漫談という新ジャンルを確立し、異端な存在となっている。

☆タブレット純 レギュラー:
「タブレット純 音楽の黄金時代」毎週土曜日18:00~20:00(ラジオ日本・岐阜放送・ラジオ関西)
「大竹まこと ゴールデンラジオ」毎週木曜13:00~15:30(文化放送)
「ラジオ深夜便“夜ばなし歌声喫茶”」毎月第3火曜日(NHKラジオ第一)
「弘兼憲史 黄昏ヒットパレード」不定期放送(ニッポン放送)
「タブレット純の「昭和歌謡」残響伝」毎週木曜日発売(週刊新潮)
「タブレット純のかながわ昭和歌謡波止場」4週毎掲載(神奈川新聞)
「タブレット純のつれづれ歌謡歳時記」奇数月1日発売(特選大きな文字のクロスワード)

音楽体験 ※記事|提供:ジェイタメ

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