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【ライブ】「めっちゃ元気が出る」と話題、avex ROYALBRATSの D.LEAGUE ROUND.9レポート!

(初出:22/03/30)

これまで以上に緊張感が漂う後半戦に突入した「第一生命D.LEAGUE21-22」が、3月21日にROUND.9を迎えた。前ラウンドから本ラウンド開催まで通常スパンよりも長く間が空いたことで、どのチームも練りに練った作品に仕上げてきていることが予想できる。トータルランキングで4ラウンド連続で5位をキープしているavex ROYALBRATS(以下aRB)は、果たしてランキングを上げることができるのかーー。

この日は3番目に登場したaRB。久々にディレクターのYuta Nakamura(以下Yuta)もダンサーとして参戦。出演メンバー8人それぞれが様々なヒーローに扮し、衣装もヘア&メイクも完璧な出で立ちだ。しかもそれぞれのヒーローにちゃんと特徴をとらえた名前までついている。こういう細部へのこだわりが抜かりないのもaRBらしい遊び心であり魅力のひとつでもある。

ショーはというと、まずvictream氏が作詞・作曲を手がけた楽曲がこれまでのaRBのイメージにはなく意表を突かれた。いわゆる「コレオグラフィー」とカテゴライズされるジャンルで地位を確立している現aRBだが、もはやジャンルレスだし色々な意味で概念を覆していると感じる。

アニメや映画で観たことのあるようなヒーローたちがステージ上で舞う。それだけでも見応えがあるのだが、コミカルなふりして全員がハイスキルなダンス実力者。全力でキャラクターを演じながらも、やっている振り付けやステップは目が釘付けになるほどの高難易度。相変わらずこのギャップにやられてしまう。BREAKIN’やLOCKIN’、HOUSEといったメンバーの得意分野を披露する構成も見られ、ジャンルに捉われないダンスの幅の広さとメンバーの個性が引き立っていた。“コミカル×ハイスキル”のエンタメ性においてはaRBが群を抜いているのではないだろうか。

審査員によるジャッジの結果は67ポイントで暫定1位に。中には10ポイントの満点も出て、まずまずの評価といったところ。ゲストエンターテイナージャッジを務めたプロフィギュアスケーターの本田武史氏は「全体的にすごく楽しかったし、これだけの運動量をフィギュアスケートの氷の上ではできないと感じた。すごくエネルギッシュで、スピード感や一体感もあってとても感動した」とコメント。

続いてディレクターのYutaが久々のステージ出演を終えて、自身の思いを語った。「ヒーローやアニメってよくあるテーマではあるけれど、自己満にならないようにどうやったら楽しんでもらえるだろうっていうことをすごく考えて作った。個人的には僕が一番楽しんだと感じている。ROUND.1ぶりにダンサーとして出て、D.LEAGUEの舞台に立てて心から嬉しい。これからも楽しいショーケースをどんどん作っていくので応援してください。ありがとうございました!」。

その後全11チームが出演を終えた時点でのジャッジランキングでは、順位を下げ6位に。しかしここで終わらないのがaRB。毎回高ポイントを獲っているオーディエンスジャッジでは19.5ポイントを獲得し合計86.5ポイントとなり、3位まで浮上することができた。この日もファンからの支持の厚さが証明される結果となった。

そしてチャンピオンシップへの出場をかけたトータルランキングでは、なんと5ラウンド連続で5位に留まった。しかし今シーズンからは「ワイルドカード枠」というものが設けられており、5位であってもオーディエンスポイントのトータル数がトップ(5位以下のチーム中)であるaRBはチャンピオンシップ出場の可能性が高い。

残り3ラウンドとなった21-22シーズン。次戦ROUND.10は4月6日(火)に開催される。最低でも現在の位置を死守したいところだが、優勝するaRBも見てみたい。次回はどんな作品で挑んでくるのか、期待せずにはいられない。

※ROUND.9の様子は下記よりご覧頂けます。

■「avex ROYALBRATS」 概要
チーム名:「avex ROYALBRATS(読み:エイベックス ロイヤルブラッツ)」
ディレクター:Yuta Nakamura(読み:ユウタ ナカムラ)
公式サイト:https://home.dleague.co.jp/teams/tah0/
TikTok:https://vt.tiktok.com/ZSwtKkkv/

音楽体験 ※記事|提供:ジェイタメ

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