(初出:22/07/17)
アニメ「境界戦機」オープニング曲や、世界初の3大ムエタイタイトルを獲得したムエタイ選手「吉成名高」入場曲を担当、そして、新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.29」大会テーマソング&テレビ朝日系「ワールドプロレスリング」6・7月度ファイティングミュージックに決定と、さまざまな話題を振りまいている正体不明のアーティスト「blank paper」が、ついにその姿を聴衆の前に現した。
場所は、日本のマンガやアニメ、ゲームやJ-POPなど日本(文化)を愛好するパリジャン・パリジェンヌが一堂に集う祭典「Japan Expo」(ジャパンエキスポ)。
2000年に始まり今年で21回目を迎えるこのイベントは、新型コロナウイルスの影響で2020年に中止を余儀なくされ、今回2年ぶりの開催となった。
その「Japan Expo」3日目のステージで、白装束に覆面姿の謎の集団「blank paper」が、世界初ライブを敢行。
客電が落ち、客席から歓声が湧き上がる中、メンバーの間(ハザマ)が姿を現す。
続いて、C45P3R(キャスパー)とT3R354(テラサ)が登場すると、待ち構えていた約2500名の観衆は大いに沸きあがり、最新リリース曲「High legacy」がスタートすると、会場のボルテージが最高潮に。
ところが、2曲目が終わりMCが入ると、
「私達にはまだ曲がないです。そこで日本では有名な曲をカバーします」
と宣言、ここではお伝えできないが、フランスのファンを熱狂させる曲が数曲披露された。
そしてライブの最後を飾ったのは、ファーストシングルであるアニメ「境界戦機」のオープニング曲「enemy」。
壮大なシンガロングが巻き起こり、大興奮の渦の中、
「また会おうフランス」
と、C45P3R(キャスパー)の言葉を残し、彼らのライブは幕を閉じた。
「Japan Expo」での初披露を終えた「blank paper」は、この後イギリスでの「HYPER JAPAN」(7/23)、カナダの「OTAKUTHON」(8/5)でのパフォーマンスを予定している。
日本で「blank paper」のパフォーマンスが見られるのも、そう遠くない未来のはずだ。
■blank paper SNS:
▽Twitter:
https://twitter.com/blank_paper_jp
▽インスタグラム:
https://www.instagram.com/blank_paper_jp/