(初出:23/03/22)
「つらいことをポップに」曲にするというテーマで、聴く人の共感を呼ぶ作品を制作するシンガーソングライター、オオノシオリ。
そのオオノシオリが、2年ぶりの新曲「Premium“No”Friday」を配信リリースした。
「Premium“No”Friday」は、力強いボーカルとチップチューンを織り交ぜたポップ&ロックなサウンドで、「働く辛さを吹き飛ばしたい!」という思いを歌った楽曲。
DTMを駆使した制作作業は全て自宅で行っており、一曲を通して物語のような飽きない編成と展開となっている。歌詞は、かつて一緒に活動していた相方・ヒカルとの共作だ。
2人の兄の影響でゲーム音楽に多大な影響を受けたオオノシオリは、本作品で8bitのチップチューンを効果的に使い、不満を抱きながらも日々こなしてゆく現実と、そこから逃避した夢の世界の対比を表現。
曲中ふざけた雰囲気のSEを多用するなどして、DeskTopMusicの技術と楽しさを詰め込んだ、聴き応えのある作品に仕上がっている。
本オリジナル楽曲リリースをもって、本格的に活動を再開したオオノシオリの今後の活動に注目だ。
■楽曲情報
タイトル: Premium“No”Friday
リリース日:3月22日
▽配信URL:
https://lnk.to/OS_PNF
■オオノシオリ プロフィール:
2020年から現名義で活動を始めた、作詞・作曲・編曲の全てをこなすシンガーソングライター。かつて幼なじみとアコースティックデュオを結成して関西で活動し、様々な音楽コンテストで賞を受賞するが、相方が就職し活動休止状態になる。1人途方に暮れるも音楽を諦め切れず、2020年に単身で上京し活動を始める。2021年にはMINAMI WHEELに出演。ピアニストとして堀江由衣、VRアイドルのえのぐ、『ひろがるスカイ!プリキュア』など様々なアーティストの楽曲レコーディングにも参加。しかし「自分の曲をたくさんの人に聴いてもらうにはどうすればいいか」と悩み、2022年は制作とSNSに焦点を当てた活動を通して自身の音楽性とキャラクターを模索。自宅でDTMを使って制作をする様子を撮影した「〇〇っぽい曲の作り方」というシリーズで動画を投稿したところ、その作編曲の技術と動画のポップさに反響が集まった。自分のネガティブな性格から、無理してカッコつけるのではなく、強みも弱みも全てポップに武器に変えて、人々の共感を得られるようなアーティストになろうと心機一転。今回リリースされる「Premium “No” Friday」は、満を辞して約2年振りに配信リリースされるオリジナル楽曲。
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