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【ライブ】「八王子魂 Festival & Carnival 2023」 1日目イベントレポート

(初出:23/11/12)

11月11日から12日の2日間に渡り、エスフォルタアリーナ八王子(東京都八王子市狭間町1453-1)で開催されている「八王子魂 Festival & Carnival 2023」の1日目が終了した。

「どーも!ヒロミでございます。おはようございます!今日から2日間、八王子フェス開催いたしますので、皆さん一緒に盛り上がっていきましょう!」

朝10時半と早い時間からの開演にも関わらず、会場に詰めかけた観客はヒロミの登場に大歓声をあげ、これに応えるようにヒロミが客席に挨拶。

続いて、八王子を盛り上げる会会長で、八王子商工会議所会頭の樫﨑博氏、石森孝志八王子市長が登場。さらに「私の一つ上の先輩でございます」と紹介されて登場したのは萩生田光一衆議院議員。

この3氏による挨拶が終わった後、「この方にはメッセージをいただかなければいけないという方、それではVTRございますので、ご覧ください!」とヒロミが紹介して、スクリーンに登場したのは、北島三郎氏。八王子に50年近く住んでいるという北島氏が、ヒロミとフェスの出演者にエールを送った。

トップバッターで登場したのはフラチナリズム。4曲を披露し、『KAN&PAI-THE WORLD-』では、ボーカルに合わせて観客がダンスするなど、盛り上がりをみせた。続いて、2番目のアーティストとして登場した四星球は、舞台袖から赤い被り物をして登場。計7曲を披露したほか、賞品をかけたじゃんけん大会などを行い、観客を楽しませた。

グッドモーニングアメリカは「ついてこれる人はついてきてください」とのテロップとともに、横断幕をもって登場。ステージを走りまわる様子に客席もヒートアップしながら、計8曲を披露した。

TOTALFATは、登場に向けた客席からの手拍子で盛り上がりつつあるなか、「八王子調子はどうだ!? 合言葉はPARTYPARTY!」の掛け声から、1曲目『PARTY PARTY』で幕を開け、計8曲を披露した。

キュウソネコカミは、冒頭で「兵庫県西宮市から来ましたキュウソネコカミです。考えてみたけれど八王子に何の縁もゆかりもございません。今のところなんで呼ばれたのかわからないのですが、今日ここで皆さんと縁もゆかりも作っていきたいと思います、よろしく!」と自己紹介。全8曲を披露し、会場を盛り上げた。

続くLITTLE a.k.a 八王子少年は、「チェックワンツー 都まんじゅう、八王子の人じゃない人はググってください」と笑いを誘い、観客とともにリズムをとりながら、軽快なダンスと歌を披露。「八王子のやつって八王子好きだよね」と八王子愛を語った後「夢のせい」を歌唱し会場を魅了した。

KICK THE CAN CREWは、「八王子に住んでるひとー!」と観客に呼びかけた後、「俺住みてえもん、ここに」「みんなもそう思っていると思うよ」と客席に呼び掛け、八王子以外から来場した大勢の観客に「八王子住みたいよね!」と語りかける一幕があった。全7曲を熱唱。

そして、80’sアイドルステージでは、松本伊代、早見優、森口博子の3人が、『なんてったってアイドル』を歌いながら、お揃いの白いワンピース姿で華々しく登場。

MCではヒロミが登場し、サプライズゲストのコロッケを紹介。突然のコロッケの登場に、会場からは驚きの声と歓声が沸き起こった。また、コロッケは登場するやいなや『勝手にしやがれ』や『少年時代』など、80年代の数々の名曲を次々とモノマネしていく展開で、観客を楽しませた。さらにMCヒロミとの掛け合いのなかで、北島三郎氏の『与作』も披露するなどのスペシャルパフォーマンスで、会場をわかせた。「八王子いいでしょ?」とのヒロミの言葉に、コロッケは「一番ノリがいい!」と観客を絶賛するシーンもみられた。

コロッケによるモノマネショーの後、森口博子が『ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~』、早見優が『夏色のナンシー』、松本伊代が『センチメンタルジャーニー』と代表曲をそれぞれ熱唱。

さらにMCではヒロミが、所ジョージ氏の作った新曲があることを発表し、「所ジョージさんが作詞作曲した曲が続きますので。ちょうど24時間マラソンが終わったくらいにできたよーって。それをレコーディングしたんだけど、別に配信したり売ることもないという。他では発表しないので! だから今日ここでしか聴けないんだから!」と会場を沸かせた。

そしてここで松本伊代がステージに登場。客席から松本伊代にかけられた「かわいいー」の声に対してヒロミが「でも寝るときはちゃんと58歳ですよ」と話すと、松本伊代は「ひどーい!」と一言。これにヒロミは「それでもいいんですよ。」と話し、「あと2、3日で結婚30周年でございます!」と発表。「30年! 俺はえらい!」と言うと、松本伊代も「私もえらい!」と応え、会場からは「おめでとう!」の声がかけられた。

また、ヒロミが「所さんに2曲作ってもらいました。2曲目はキャンディーズ風で。ちょうど今の時期いいと思います」というと、「そうですね、”そろそろ”って感じでね」と松本伊代が応え、ヒロミが「『そろそろ冬ですね』という曲なんです(苦笑)。曲名をばらしてしまうというね」と話すと、会場からは、どっと笑いが起きた。

ヒロミは「将来はこうやって地方をまわろうと思います」と話し、松本伊代は「今日はいいお勉強会になりました。夫婦でやると、こんな感じになるんだなぁと」と感想をコメント。それを聞いて、ヒロミは「どんな芸人よりもどきどきするというね。何を言い出すかわからない」と客席の笑いを誘い、「そういう感じで30年過ごしております」とまとめ、夫婦仲の良さがわかるトークを展開した。

所ジョージ氏作詞作曲の2つの新曲のうち、『ちょっと素敵なジャーニー』は松本伊代が、『そろそろ冬ですネェ』は松本伊代、早見優、森口博子の3人が歌唱。『そろそろ冬ですネェ』のサビの部分で観客と一緒にキャンディーズをイメージした振り付けを楽しむシーンもみられた。

ステージのラストに差し掛かかったタイミングで、コロッケが西城秀樹氏のモノマネをしながら再び登場。ヒロミも交えた5人による『Y.M.C.A』が披露された。会場はお決まりの『Y.M.C.A』のダンス一色となり、ラストステージに向けて会場全体が高揚感に包まれた。

この後、カーニバルステージにはどぶろっくが登場。またこの日はここまでに、レインボー、ハリウッドザコシショウ、原口あきまさ、ミキ、インディアンス、ジェラードン(アタック西本・かみちぃ)の、7組のお笑いタレントが、イベントに華を添えた。

いよいよ1日目のラストはヒロミのステージ。このステージに最初に現れたのは高橋みなみ。客席を煽り「八王子と言えばこの方!」という振りで、ステージにはヒロミが登場。「いくぞー!」の掛け声でスタートしたのは長渕剛氏の『とんぼ』。途中でコロッケも登場し、会場と一緒に合唱となった。

そしてコロッケがステージ降壇後、次は「所さんが作ってくれた曲」ということで披露されたのが所ジョージ楽曲提供の『空を見上げた』。

続くMCでは「俺の曲を何曲か一緒に作ってくれた、はなわ。ここからは、はなわがいろんな歌をもってますので、はなわの歌をきいてください。僕ははなわにバトンタッチして息を整えてきますので」ということで、はなわが『佐賀県』と『埼玉県のうた』の2曲を披露した。

再びステージに登場したヒロミは『ビンテージ』」と『たどり着いたらいつも雨』を熱唱。続くMCでは「次は自分の歌なのですが、これが歌いにくいっていうね(笑)。ママのいろんな歌をはなわが歌にしてくれたんだけど、難しい曲なんだよね。ちゃんと歌えたことがないっていう(笑)」と話し、「よし、気合いれていこう!いくぞー」と会場に呼び掛けてスタートしたのは『』神様との約束』。

ヒロミの家族愛をユーモア込めて歌った歌詞で、会場全体があったかい空気に包まれる中、「ママ」こと松本伊代がステージに登場。さらに長男の小園凌央、次男の小園隼輝が加わり、家族4人が揃うステージとなった。ちなみに歌い終わったヒロミは「なんで家族が皆、出てくるのかわからない(笑)」と笑いながら話した。

2人の息子がステージを去り、コーラスで松本伊代がステージに残る中、次に披露されたのは『多摩地域南部のうた』。ヒロミが「八王子は多摩地域南部だということで、所さんが、八王子という言葉を使わないで、多摩地域南部とした」と曲名の解説をすると、客席からは笑いが。「ヒロミ君は多摩地域南部なんだからさ」と所さんの口真似をする一幕も。披露された『多摩地域南部のうた』では、観客の「多摩地域~南部~」の掛け声が、アリーナに響き渡った。

ここでステージ袖から、総勢30名程のアーティストが一気に登壇。今日のステージの数々を彩った出演アーティストに加え、ヒロミのステージの最初に登壇した高橋みなみ、さらにタレントの福田彩乃が登壇。そして始まった『八王子のうた』ではステージのアーティストも観客も、全員が手を振る盛大なパフォーマンスで、会場のボルテージはMAXに!

さらに、『WONT’BE LONG』が披露され、最後にヒロミが「これは八王子市民ならみんなが知ってる曲!僕らの魂の中に入り込んでいる歌で、1日の終わりにこれ聞いて、気を付けて帰ってください!」と会場に語り、『太陽踊り~新八王子音頭~』を観客と一緒に熱唱し、1日目のステージが幕を閉じた。

■「八王子魂 Festival & Carnival 2023」実施概要:
名称:「八王子魂 Festival & Carnival 2023」 (ヨミ:ハチオウジダマシイ フェスティバル アンド カーニバル ニーマルニーサン)
日時:2023年11月11日(土)・12日(日) 
時間:開場9:00/開演10:00/終演20:30頃予定
会場:エスフォルタアリーナ八王子(東京都八王子市狭間町1453-1) ※京王線 「狭間駅」 徒歩1分
出演者:
(両日)ヒロミ

(11日)インディアンス、KICK THE CAN CREW、キュウソネコカミ、グッドモーニングアメリカ、
ジェラードン(アタック西本・かみちぃ)、四星球、高橋みなみ、TOTALFAT、どぶろっく、早見優、原口あきまさ、
ハリウッドザコシショウ、フラチナリズム、松本伊代、ミキ、森口博子、LITTLE a.k.a 八王子少年、レインボー 他

(12日)飯窪春菜、インポッシブル、Everybody、蛙亭、木梨憲武、北山たけし、9番街レトロ、湘南乃風、CENT、
テツandトモ、ニューロティカ、はなわ、PUFFY、FUNKY MONKEY BΛBY’S、フワちゃん、遊助、ROLAND 他
※50音順、敬称略
▽HP
https://www.8-dama.com/

音楽体験 ※記事|提供:ジェイタメ

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