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【ライブ】IVE、初の日本単独コンサート、Kアリーナ横浜にて開幕!

(初出:23/11/17)

2021年韓国でデビューすると、瞬く間に、その人気が世界規模に拡大し続けている韓国6人組ガールズグループ・IVE(読み方:アイヴ)。

そのIVEが11月15日(水)・16日(木)、Kアリーナ横浜にて、初となる日本単独コンサート「IVE THE 1ST WORLD TOUR ‘SHOW WHAT I HAVE’ IN JAPAN」を開催した。

IVEは現在、初めての単独ワールドツアー「IVE THE 1ST WORLD TOUR ‘SHOW WHAT I HAVE’」を10月7日(土)・8日(日)韓国・ソウル公演からスタートし、アジア各国、アメリカ、ヨーロッパ各国、南米など全19か国・27都市を巡っている。

今回のKアリーナ横浜公演では全2公演を開催、全席即SOLD OUTとなり、約40,000人の観客を動員した。

10月13日(金)韓国でリリースされた1st EP『I‘VE MINE』のCD売上が188万枚を突破、ミリオンセラーを達成、配信でも「Baddie」が今年自身3曲目となる”パーフェクトオールキル”※を獲得するなど、各チャートを席巻している、IVE。

日本では、来年1月31日(水)・2月1日(木)にマリンメッセ福岡A館、2月7日(水)・8日(木)に大阪城ホールでの追加公演がすでに決定している。

※パーフェクトオールキル=全配信サイトのリアルタイム、デイリー、ウィークリーのチャートで同時に1位を獲得すること

☆オフィシャルライブレポート:
本稿では、11月15日(水)の初日公演の模様をレポートする。

メインステージのスクリーンが開き大歓声が沸き起こると、全身白の衣装をまとった6人がせり上がりメインステージ中央に登場。そこから花道をモデルウォークで進むと、センターステージに立ち、今年4月にリリースした「I AM」でライブはスタート。たちまち会場は、熱気と大きなファンコールに包まれた。ユジンのパワーボーカルが映える「ROYAL」は、Rockバージョンに。マーチングドラムが印象的な「Blue Blood」では広いステージを使い、ダンサーとの美しい群舞で魅せるなど、オープニングで3曲を続けた。

撮影:田中聖太郎写真事務所
撮影:田中聖太郎写真事務所

「広い会場でビックリしましたが、登場したときにDIVE(IVEファンの総称)の皆さんがたくさん見えて、幸せでした」と言って満員の会場を見渡すユジン。「私たちにいつも特別な時間をプレゼントしてくれるDIVEに感謝の気持ちを込めて、一生懸命準備をしてきました。‘SHOW WHAT I HAVE’というタイトル通り、このツアーを通して、IVEがどんなクループなのかを再確認してもらおうと思います」と日本人メンバーのレイがファンに語りかける。

「Heroine」では、メインステージに高さが変わるステージが登場。「Cherish」では、SNS風のステージ映像にメンバーたちの自撮り動画がリアルタイムで映し出された。デビュー曲「ELEVEN」ではひと際大きな歓声とファンコールが上がり、オリエンタル風味の映像が、楽曲の美しさを引き立てた。

「女神をコンセプトにした」というセクションでは、花に囲まれたロマンチックな空間に浮かぶブランコに乗って登場。幻想的なムードの中歌われたのは、ソウル公演で初披露されリズが涙を流したファンソング「Shine With Me」。想いをファンに伝えるように、ボーカルが1人ずつリレーされていくバラード曲だ。そこから10月のソウル公演で初披露したトリプルタイトル曲を収録した最新EP『I’VE MINE』の最初のタイトル曲「Either Way」と、バラードを続けた。「DIVEを見ながら「Shine With Me」を歌うと、涙が出そうになる。でも、幸せな涙です」と言うのは、「Shine With Me」を作詞したウォニョン。「特に“あなたが送った愛してるを見ながら”という歌詞が好き。DIVEが私たちに“愛してる”と言ってくれると、私は本当に元気が出るから」というウォニョンが、「一緒に“愛してる”してくれる?」と言うと、ファンは大きな声で「愛してる!」という声を返した。

撮影:田中聖太郎写真事務所

「Lips」からは、かわいい曲を固めたセクションに。「Mine」では雨傘を使った華やかなパフォーマンスを見せ、ソウル公演で初披露された『I’VE MINE』の2番目のタイトル曲「Off The Record」を続けた。

日本公演では、韓国公演になかった日本オリジナル曲「WAVE」がセットリストに加えられたが、「これは、ビッグニュースだよね」とメンバーたちも大はしゃぎして、「W-A-V-E」とアルファベットをキャッチーに歌うこの曲を披露し、大きな歓声を集めた。

衣装替えのためのトークタイムに設けられたのは、「キュートなユジンとカリスマ・イソのヘヘズタイム」。「私たちは可愛いから」と、2人の「可愛くてごめん」パフォーマンスで楽しませてくれた。

そのヘヘズタイムが繋いだのは、ユニット・コーナー。トップバッターは、ガウルとレイのラッパーコンビ。まずガウルが、アリアナ・グランデの「7 rings」をセクシーにパフォーマンスすると、クロスフェードするように、レイがイ・ハイの「H.S.K.T.」をしっとりと歌う。そしてラッパーらしく2人でCrushの「Rush hour」でスワッグを印象付けた。ウォニョンとリズは、花に囲まれたベンチに座って映画『ラ・ブーム』の主題歌「Reality」をデュエットして、美しいハーモニーを響かせた。最後にユジンとイソがLittle Mixの「Woman Like Me」をセクシーにカバー。ユジンのパワーボーカルとイソの歌声が力強く絡み合った後にセンターステージでダンスブレイクをカッコよく決めた。

終盤のステージは「Hypnosis」からスタート。ホラー映画のような怪しく幻想的なムードの中、椅子やシーツを使った演出が際立ったが、エンディングでウォニョンが鏡に口紅で「マンゾク」という文字を書き、「My Satisfaction」へ。ウォニョンはこのパフォーマンスについて、「ソウル公演では、英語で“satisfied”と書いたけれど、日本では日本語で書きました!」と言うと、「DIVE、今、満足ですか? 私たちは超満足です!」と伝えた。

ラストスパートは、「LOVE DIVE」から怒涛のヒット曲の応酬。会場のファンコールと一体となったパフォーマンスで熱が高まると、ソウル公演のセットリストにはなかった最新活動曲「Baddie」の“猫のひげダンス”で盛り上げると、熱狂の中、「After LIKE」で6人は爽やかな笑顔を見せた。

アンコールの「OTT」では、メンバーたちがアリーナフロアから登場してファンを驚かせ、「I WANT」でもステージ上から全力でファンサービス。ラストの「NOT YOUR GIRL」まで楽しさを会場に届けてくれた。

撮影:田中聖太郎写真事務所
撮影:田中聖太郎写真事務所

メンバーたちのこの日のコメントは、以下の通り。

☆レイ
こんなに大きなKアリーナにDIVEが集まったら、ペンライトのキラキラが輝いて見えて、1曲目の「I AM」が始まった瞬間からウルってきちゃいました。DIVEがこうして私たちのファンになってくれて、この場に集まってくれたことが本当に光栄な気持ちでいっぱい。デビューのときから応援してくれたDIVE、いろいろな活動をしながら好きになってくれたDIVEもいると思うけれど、どんな時でもDIVEがそばにいて見守ってくれることが幸せです。それに、日本に帰ってくるたびにDIVEが暖かい応援と共に、「レイぴょんお帰り!」と言ってくれることが心からうれしいです。この後の福岡と大阪でも楽しいコンサートをしたいと思っているので、期待して待っていてくれたら嬉しいです。このツアーを通して、私たちIVE6人のメンバーの魅力をもっともっとDIVEに伝えられるように頑張るので、ずっと好きでいてください。大好きです!

☆ガウル
こんなにたくさんのDIVEとご一緒できて楽しかったです。「Shine With Me」で空中から見たら、DIVEがキラキラしていて本当にキレイでした。「OTT」で客席を回った時は、DIVEが幸せそうに笑ってくれていたので、その顔を見て涙が出そうになりました。私という存在がDIVEの力になれていると感じられたし、私もDIVEに大きな力をもらっているので、DIVEとIVEはこうやって繋がっているんだなと感じることができました。ステージも一生懸命準備しましたが、日本語も一生懸命勉強しています。まだ未熟ですが、もっと努力して成長する姿をお見せしたいです。日本のDIVEの皆さん、本当に会いたかったです。今日、ライブのエネルギーがすごくて私も幸せでした。また会いましょうね、愛してる!

☆ウォニョン
今日、来てくれて本当にありがとうございました。横浜から日本でのワールドツアーが始まりましたが、今日、みんなと一緒に大切な思い出を作ることができて幸せでした。日本に来るときは、いつも幸せ。癒されるんです。ずっと待ちわびていました。朝からワクワクして幸せでした。DIVEのおかげです。私のすることのすべての理由は、DIVEです。いつも私のそばにいてくれませんか? 私もいつもDIVEのそばにいます。変わらないDIVEとIVEでいてほしいです。今日、本当に幸せでした。ありがとうございました。

☆ユジン
皆さん、今日楽しかったですか? 私も本当に楽しかったです。会場が本当に大きくてビックリしました。以前横浜でファンコンサートをした時よりもたくさんのDIVEが集まってくれて感動しましたし、私たちが成長したと思えました。ワールドツアーをするときいて心配でしたが、今日のワールドツアー海外公演のスタート初日が完璧だったので、次の公演もとても楽しみです。

☆イソ
ワールドツアー日本公演の初日に来てくれて、本当にありがとうございました。ステージをしながら、ずっとDIVEを見ていました。一人ひとりの目がキラキラしていて、エネルギーをもらえて最後まで頑張ることができました。こんな大きな会場でステージができる存在にしてくれて、本当にありがとうございます。私は本当に幸せ者です。ありがとうございました!

☆リズ
今日はDIVEからたくさんのエネルギーをもらいました。ファンサイン会でファンの方が「横浜公演に行くよ、ベストを尽くしてね」と言ってくださいました。それをきいて私が未熟であっても、DIVEは私の一生懸命な姿が見たいんだなと改めて思いました。今日はいつも以上に頑張りました(笑)。大きな会場なので、みんながよく見えるように、身体が壊れるくらい思い切り踊りました(笑)。私が頑張れる理由は、目の前にたくさんのDIVEがいてくれるからです。DIVE、いつも愛してる!

日本ではこの横浜公演の完売を受けて、2024年1月31日、2月1日にマリンメッセ福岡、2月7日、8日に大阪城ホールでの追加公演が決定。これでIVE初のワールドツアー「IVE THE 1ST WORLD TOUR ‘SHOW WHAT I HAVE’」は、韓国を皮切りに全世界19ヶ国27都市で開催されることとなる。

お馴染みのタイトル曲はもちろん、収録曲含めて楽曲のクオリティが高いIVE。それらをパフォーマンスするメンバー各人の実力もユニットコーナーで存分に見ることができた。「SHOW WHAT I HAVE(実力を見せる)」というツアータイトル通り、IVEのポテンシャルの高さ、そして彼女たちがいる現在のポジションの高さを再確認できる公演だった。

取材・文/坂本ゆかり

■日本・追加公演スケジュール
【IVE THE 1ST WORLD TOUR ‘SHOW WHAT I HAVE’ IN JAPAN】
2024年1月31日(水) 17:00開場/18:30開演 マリンメッセ福岡A館
2024年2月1日(木) 17:00開場/18:30開演 マリンメッセ福岡A館
2024年2月7日(水)17:00開場/18:30開演 大阪城ホール
2024年2月8日(木)17:00開場/18:30開演 大阪城ホール

チケット料金:
<V.I.P SS席>23,500円(税込)
※VIP SS席はIVE JAPAN OFFICIAL FANCLUB「DIVE JAPAN」チケット先行のみでの販売(同行者が非会員でも同価格で申込可)
※全席指定
※4歳以上有料/3歳以下入場不可
☆VIP SS席 特典
・公演前のサウンドチェックリハーサル見学へのご招待
(メンバーが参加してのサウンドチェックリハーサルとなります)
(公演前のサウンドチェックリハーサル見学の入場時に、同行者の方も含め、本人確認書類提示によるご本人様確認をさせていただきます)
(集合時間:15:00予定。時間は変更になる可能性がございます。詳細は追ってご案内いたします)
・優先入場
・アリーナ席前方エリア確保
※VIP SS席は、ステージが見やすい前方エリア席を配席いたしますが、前方エリアの一部の席につきまして、指定席チケットの席として配席する場合がございます。何卒ご理解の程、お願い申し上げます。
<指定席>13,500円(税込)
全席指定
※1公演につき1エントリー4枚まで
※4歳以上有料/3歳以下入場不可
※一部着席での観覧をお願いする座席がございます。
☆第2希望席種までエントリーが可能です。第1希望以下のエントリー有無を問わず、当落結果は厳正なる抽選となります。
「VIP SS席」は席数が非常に少ないため、第1希望としてお選びいただく場合、あわせて第2希望もエントリーいただくことをお勧めします。
※追加公演はVIP S席はございません。
【チケット先行受付】
IVE JAPAN OFFICIAL FANCLUB「DIVE JAPAN」チケット先行受付
受付(抽選)期間:2023年11月8日(水)18:00~2023年11月20日(月)23:59
※ファンクラブサイトやご入会方法などの詳細は公式サイトをチェック

■リリース情報:
IVE
THE 1st EP
『I’VE MINE』
2023年10月13日(金) 韓国発売
▽CDご購入はこちら:
https://IVE.lnk.to/U3HnYtMM


▽ダウンロード/ストリーミングはこちら:
https://IVE.lnk.to/5QHLXt

<収録曲>

  1. Off The Record ※タイトル曲
  2. Baddie ※タイトル曲
  3. Either Way ※タイトル曲
  4. Holy Moly
  5. OTT
  6. Payback

☆Music Video:
「Either Way」Music Video

「Off The Record」Music Video

「Baddie」Music Video

■IVE PROFILE
ユジン、ガウル、レイ、ウォニョン、リズ、イソの6人から成る2021年12月1日デビューの韓国ガールズグループ。「I HAVE=IVE」を意味するグループ名には、「私、そして私たちが持っているものを、IVEらしく堂々とした姿で見せる」という決意が込められている。
デビュー以降、3曲のタイトル曲で ‘音楽番組通算37冠王’を達成、音楽授賞式「MELON MUSIC AWARDS 2022」「2022 MAMA AWARDS」「2022 Asia Artist Awards In JAPAN」などでは新人賞を総なめにし、今年1月にタイで開催された韓国の音楽賞で最も歴史のある「第37回ゴールデンディスクアワード with TikTok」では史上初の新人賞と本賞、大賞を同時に受賞という快挙を達成。日本においては2022年10月19日にデビューを果たし、そのデビューシングル『ELEVEN -Japanese ver.-』がオリコンデイリーランキング1位を獲得。同年末には「第73回NHK紅白歌合戦」に出場。
今年2月に開催された日本で初の単独ファンコンサートでは57,000枚のチケットが即日完売し、その圧巻のパフォーマンスと多彩な魅力に集まったファンは大歓声の連続となった。2023年4月10日に韓国1st アルバム『I’ve IVE』をリリース。アルバムから、3月27日には「Kitsch」、4月10日には「I AM」のMusic Videoを公開。世界中のチャートを席巻し、大きな話題に。5月31日には日本1st EP『WAVE』をリリース。自身初のオリコン週間ランキング1位を獲得し、初の日本オリジナルタイトル曲「WAVE」はMusic Video再生回数が2,000万回を突破。10月7日と8日には韓国・蚕室(チャムシル)室内体育館にて単独コンサートを大盛況のうちに終わらせ、IVE初となるワールドツアーをスタート。日本では、横浜、福岡、大阪にて開催。
▽JAPAN Offcial Site:
https://ive-official.jp

音楽体験 ※記事|提供:ジェイタメ

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