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【ライブ】秋山黄色、全国11都市を巡ったツアー『走光性の鳴り方TOUR』閉幕!

(初出:23/12/15)

秋山黄色が全国11都市を巡ったツアー『走光性の鳴り方TOUR』が、12月13日、TOKYO DOME CITY HALL公演で幕を閉じた。

今年3月に東名阪弾き語りツアー『MY COLOR』を行ったものの、バンド編成での全国ツアーは約1年ぶり。開演時刻をやや過ぎた頃、秋山はなんと客席後方から登場。1曲目に選んだのは「蛍」で、曲の前半をギターの弾き語りで届けることで、彼なりの覚悟を改めて伝えた。2番に入ると、バンドメンバーが合流。蛍の光を思わせる照明演出とともに、ダイナミックなバンドサウンドが会場内に響いた。

photo by 小杉歩

この日秋山は、ツアーの各地で披露していた新曲で、ツアーファイナル当日の12月13日に配信リリースされた「SCRAP BOOOO」、TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第6期EDテーマとして知られる「SKETCH」、イントロが鳴るや否や歓声が上がった人気の初期曲「やさぐれカイドー」「猿上がりシティーポップ」など全18曲を披露。観客が音楽に乗って飛び跳ねたり、拳を上げたり、手拍子をしたりと盛り上がる中、秋山が「今日地球の中で最もファンの声を聞いたヤバい男にさせてください!」と呼びかけると、観客はもう一段テンションの高いレスポンスをステージに返した。

また、ピアノ弾き語りによる「あのこと?」、リズミカルなピアノリフをループさせながらの「シャッターチャンス」など、今ツアーならではのライブアレンジも。そして「こんなことをやってみたい」という秋山のアイデアは音楽だけでなく、彼自身の立ち振る舞いにも及ぶ。「長らく声出しできなかったので」と観客に三声合唱をさせたり、ギターのヘッドを野球のバットに見立て、サインボールを客席の方へ打ったり、声量に自信のあるファンをステージに上げて歌わせたりと、自由な展開で観客を楽しませ、自分自身も楽しんだ。

photo by 小杉歩

「みなさまが居場所をずっと守ってくれた」と、ファンへの感謝を何度も言葉にしていた秋山は、全国をまわる中で、自分とファンの“不思議な関係”を実感したという。その上で「見ているものがわりと似てるんだろうな。通じ合う部分がどこかありますよね。また会いたいです、みんなに」と噛み締めながら、「悲しみとずっと一緒に居てよろしいです。無理して消そうとしなくていいです。ツアーを通して伝えたかったのはそれだけです」と語った秋山。

「(悲しみを)人に見せてもよろしい。言えないんだったら、曲で誤魔化してくれてもよろしい。その代わり、それ以外の全てに負けないでください。僕らは負けていないですし、最後にはきっと笑うでしょう。光の行く先が見えてきた気がするな」というツアータイトルを思わせる発言のあと、「引き続き、命よりも大切なものを探していきます。いつまでも君が好きな曲を歌います」とまとめ、今後の活動への意欲を示した。

photo by 小杉歩

ライブ中に発表されたように、2024年4月にはツーマンライブ『秋山黄色presents 「BUG SESSION」』が東名阪で開催される。大阪公演のゲストは緑黄色社会。名古屋公演のゲストはPEOPLE 1。東京公演は“秋山黄色(ソロ)vs 秋山黄色(バンド)”という前代未聞のツーマンだ。チケットは12月19日(火)23:59まで、ファンクラブアプリ「秋山黄色の裏垢」会員を対象とした先行受付中。また、12月27日(水)12:00よりオフィシャル先行が始まるため、お見逃しなく。

Text by 蜂須賀ちなみ

■「走光性の鳴り方TOUR」SETLIST
M1 蛍
M2 Night park
M3 ホットバニラ・ホットケーキ
M4 見て呉れ
M5 PUPA
M6 chills?
M7 やさぐれカイドー
M8 あのこと?
M9 シャッターチャンス
M10 月と太陽だけ
M11 クラッカー・シャドー
M12 SCRAP BOOOO
M13 Caffeine
M14 とうこうのはて
M15 アイデンティティ
M16 エニーワン・ノスタルジー
M17 SKETCH
M18 猿上がりシティーポップ

■リリース情報:
秋山黄色
「SCRAP BOOOO」
▽各配信サービスにて配信中:
https://erj.lnk.to/9AVVvaWN

▽Music Video

■ライブ情報:
秋山黄色presents「BUG SESSION」

2024年4月4日(木)Zepp OsakaBayside w/緑黄色社会
開場18:00/開演19:00
問合せ:キョードーインフォメーション

2024年4月5日(金)Zepp Nagoya w/PEOPLE 1
開場18:00/開演 19:00
問合せ:サンデーフォークプロモーション

2024年4月12日(金) Zepp Haneda(TOKYO) 秋山黄色(ソロ)vs 秋山黄色(バンド)
開場18:00/開演 19:00
問合せ:HOT STUFF PROMOTION

※開場/開演時間は変更となる場合がございます。

☆チケット代金:
1Fスタンディング(整理番号付):¥6,500(税込/ドリンク代別)
2F指定席:¥6,500(税込/ドリンク代別)
※ご入場時、別途ドリンク代が必要です。
※未就学児入場不可(小学生以上のご入場される方全てにチケット必要)
※お一人様1公演につき4枚まで申込み可能
☆“秋山黄色の裏垢”会員先行受付(抽選)
受付期間:2023年12月13日(水)21:30~2023年12月19日(火)23:59
※1Fスタンディングのみの受付となります。
※ファンクラブアプリ「秋山黄色の裏垢」(ダウンロード:https://c-rayon.com/akiyamakiro/)有料会員にご登録いただきますとお申し込みいただけます。
☆オフィシャル先行(抽選)
受付期間:2023年12月27日(水)12:00~2024年1月9日(火)23:59
▽お申込みはこちら:
https://eplus.jp/akiyamakiro24-hp/
※先着順ではございません。抽選制となりますので、受付期間内のご都合の良い時間にお申込みください。
※受付開始直後や終了直前はアクセス集中による混雑が予想されます。余裕を持って受付期間中にお申し込みください。
<注意事項>
※開場/開演時間は変更となる場合がございます。
※録音・録画機材(携帯電話)使用禁止
※営利目的の転売禁止
※客席を含む会場内の映像・写真が公開されることがあります。

■秋山黄色 プロフィール:
1996.3.11生まれ栃木県出身。楽曲の全てを手掛けるソロアーティスト。中学生の頃、TVアニメ「けいおん!」に影響されベースを弾き始め、高校1年生の時に初のオリジナル曲を制作。その後、YouTubeやSoundCloudなど、ネット上で楽曲を発表をするところから音楽キャリアをスタート。2017年12月より宇都宮と東京を中心にライブ活動を開始。2018年「やさぐれカイドー」「猿上がりシティーポップ」がSpotifyバイラルチャート上位にランクイン。2019年Spotify『Early Noise 2019』に選出。夏フェス等の出演を経て、2020年1月TVドラマ「10の秘密」の主題歌「モノローグ」収録の1stフルアルバム「From DROPOUT」を3月4日にEPICレコードジャパンよりリリース。その後、TVドラマ「先生を消す方程式。」(2020年10月クール)主題歌や、『映画 えんとつ町のプペル』TVアニメ「約束のネバーランド」Season2など、話題作の書き下ろし提供を次々と発表。3月3日(水)に2nd Album「FIZZY POP SYNDROME」を発売。2021年8月から「2021 BOAT RACE TVCMイメージソング」を担当。「ナイトダンサー」を書き下ろした。
2022年2月6日には、ABCテレビ・テレビ朝日放送の1月期ドラマ『封刃師』主題歌となっている新曲「見て呉れ」を配信リリース。さらに3月9日には、3枚目となるオリジナルフルアルバム「ONE MORE SHABON」の発売が決定。「一鬼一遊 PRE TOUR Lv.3」と題して3月には、自身初のホールワンマンを地元栃木県にて開催し、その後4月には全国10カ所11公演を開催。10月には東阪ホールツアー「一鬼一遊TOUR Lv.4」を開催。11月23日には「SKETCH」(アニメ「僕のヒーローアカデミア」第6期エンディングテーマ)をリリースした。
2023年3月には、自身初となるソロツアーを東名阪Zeppにて開催。そして同年7月26日、自身初となるライブ映像作品「一鬼一遊TOUR Lv.4 at Nakano Sunplaza Hall」を発売。同日には、約半年振りとなる新曲「蛍」を配信リリースした。
▽オフィシャルサイト:
https://www.akiyamakiro.com/
▽X(Twitter):
https://twitter.com/ilikeakairo
▽YouTube channel:
https://www.youtube.com/channel/UCisiBQyQ7SsHC1M5-IZgwFA

音楽体験 ※記事|提供:ジェイタメ

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