“小説を音楽にするユニット”YOASOBI。
最近では、10月に約1年半の活動を記した3rd EP『THE BOOK 3』をリリース。12月には香港のフェスClockenflap、台北のフェス2023 Simple Life 簡單生活節にてヘッドライナーを務め、今後予定される海外ワンマン公演チケットが即完するなど、J-POPを代表し、世界に打って出ていくアーティストとして、国内外のあらゆる場面で際立った活躍を見せている。
そんなYOASOBIが12月16日(土)・17日(日)“YOASOBI ASIA TOUR 2023-2024”にて、自身初韓国ワンマン公演を成功させた。
本公演は、16日の開催チケットを発売するや否や1分以内で完売、その反響を受けて17日の追加公演実施が決定。その追加公演チケットも即完となり、現地ファンの熱量の高さが明らかになっていた。
凄まじい歓声を受けながら90分のセットリストを駆け抜けた公演は、曲間のMCでAyaseとikuraそれぞれが韓国語でのお手紙を披露するなど、現地ファンの心を掴み、大盛況のうちに終了。
今回の韓国・ソウル公演を皮切りに、年明けにはシンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、台北を周るアジアワンマンツアーを開催。さらにその後YOASOBIは、日本国内6都市12公演を巡る「YOASOBI ZEPP TOUR 2023 “POP OUT”」へ突入する。
公演直後の本人からのコメント、ライブレポートが到着した。
■YOASOBI コメント:
”2日間の韓国ワンマン公演、ありがとうございました。
韓国のファンの皆さんがすごく盛り上がってくれて、たくさんの愛を感じて、私たちも楽しくて仕方がないライブでした。YOASOBIとして、初めての海外でのワンマン公演を韓国行えて嬉しく思います。これから来年にかけて、アジアツアーを行っていく中で、すごくいいスタートを切ることができました。本当にありがとうございます。また必ずお会いしましょう!”
■ライブレポート:
12月16日(土)、現地時間午後6時、韓国・KOREA UNIVERSITY TIGER DOME。外気は-6℃という大寒波にも関わらず、会場は詰めかけた4,500人の熱気で充満している。翌日含め、チケットがものの数秒で完売するなど、現地ファンの期待値が最大限に高まった韓国公演初日は、この9月にストリーミング再生回数10億回を達成した不動の代表曲「夜に駆ける」で幕を開けた。
2023年はYOASOBIの、とりわけライブパフォーマンスという点において、飛躍的な進歩を遂げた1年になった。4~6月、自身初のアリーナツアーで国内13万人を動員。8月にはアメリカ・ロサンゼルス”HEAD IN CLOUD LA”で米国進出。夏から秋にかけては、国内のフェスやイベントに複数出演。必ずしもホームとはいえない局面でも、楽曲の浸透度と、それを表現するバンドの強靭さでオーディエンスを楽しませてきた。12月頭には、香港・Clockenflap、台北・SimpleLifeと立て続けにフェスに出演。その流れを受けて、この韓国公演が自身初の海外ワンマンライブとなった。
“Everybody Jump!!” ”Stand Up!!” と、「夜に駆ける」の力強いビートに合わせてオーディエンスに促すikura。最初は着席していた観客も一斉に立ち上がり飛び跳ねる。続く「祝福」の歌い出しにも、悲鳴のような歓声があがる。「三原色」のイントロではAyaseが ”ソリジルロ!(=make some noise!)” と煽る。国内ツアーやフェスで完成されたとも言える冒頭3曲の流れで、YOASOBIのライブの楽しみ方が会場中に浸透した。
MCでは韓国語も挟みつつ改めて自己紹介。原作小説集は韓国語でも翻訳出版されており、”YOASOBIが小説を音楽にするユニット”であることはこの地でもしっかり認知されているようだ。
コールアンドレスポンスでボルテージを高めたまま突入した「セブンティーン」、会場中が一斉に身体を揺らした「ミスター」、スマートフォンのライトが一面に広がった「優しい彗星」など、国内で作ってきた数々の名シーンも、韓国のオーディエンスの熱さ、まっすぐさが加わってまた新たな景色に。さまざまな形で聴衆を巻き込み、一体になれるライブ演出に、会場からは”ありがとう!” “カワイイ!” など日本語の歓声も飛び交う。
11月リリースの「Biri-Biri」、9月リリースの「勇者」といった最新楽曲や、「もう少しだけ」「ハルカ」など久しぶりの披露となった楽曲の認知も非常に高く、改めてYOASOBIが楽曲ヒットのみならずアーティストとして受け入れられていることが伺えた中盤。TikTokでのグローバルなバズをきっかけに各国で大合唱を巻き起こしている「たぶん」、海外での再生比率が高いという「あの夢をなぞって」は、静と動、対照的な2曲ながらこの日一番の歓声を巻き起こした。
途中のMCでは、Ayaseとikuraそれぞれがお手紙を披露。韓国のカルチャーへの愛や、初の海外ワンマンライブをこの地でできることへの感謝などを、一生懸命練習してきたであろう韓国語で述べると、会場はひときわ暖かな空気に包まれた。
後半戦、「怪物」では会場中の拳が突き上がり、「群青」では驚くほど大きく、そして鮮明な日本語合唱が巻き起こる。ラストは「アドベンチャー」で、圧倒的多幸感とともに本編を締め括った。
メンバーの退場を待たずして叫ばれたアンコールに応え届けられたのは、今年の各種年間ランキングを文字通り席巻している「アイドル」。荘厳なイントロがかかっただけで、約90分踊り歌い尽くしたはずの観客から再び地鳴りのような歓声が沸き起こる。休む暇もないノンストップの盛り上がりで駆け抜け、記念すべき初海外ワンマンは大盛況のうちに幕を閉じた。
このソウル公演を皮切りに、年明けはシンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、台北を周るアジアワンマンツアーを開催、そのまま日本国内6都市12公演を巡る「YOASOBI ZEPP TOUR 2023 “POP OUT”」へ突入するYOASOBI。世界的なヒット曲も携え、数々のライブ経験を経て大きく成長を遂げた彼らからますます目が離せない。
▽公演情報:
“YOASOBI ASIA TOUR 2023-2024”
LIVE IN SEOUL KOREA
2023年12月16-17日
会場:KOREA UNIV. TIGER DOME (韓国・ソウル)
開演:PM 18:00(JST/KST)
2日間動員数:約9000人
<SET LIST>
2023年12月16日(土)
“YOASOBI ASIA TOUR 2023-2024” LIVE IN SEOUL KOREA
@KOREA UNIV. TIGER DOME
- 夜に駆ける
- 祝福
- 三原色
- セブンティーン
- ミスター
- Biri-Biri
- 優しい彗星
- 勇者
- もう少しだけ
- ハルカ
- たぶん
- あの夢をなぞって
- 怪物
- 群青
- アドベンチャー
En. アイドル
■ツアー情報(国内):
「YOASOBI ZEPP TOUR 2024 “POP OUT”」
会場:東京・Zepp Haneda(TOKYO)
日程:1月25日(木) 開場 18:00 / 開演 19:00
1月26日(金) 開場 18:00 / 開演 19:00
会場:北海道・Zepp Sapporo
日程:2月1日(木) 開場 18:00 / 開演 19:00
2月2日(金) 開場 18:00 / 開演 19:00
会場:神奈川・KT Zepp Yokohama
日程:2月8日(木) 開場 18:00 / 開演 19:00
2月9日(金) 開場 18:00 / 開演 19:00
会場:福岡・Zepp Fukuoka
日程:2月15日(木) 開場 18:00 / 開演 19:00
2月16日(金) 開場 18:00 / 開演 19:00
会場:大阪・Zepp Osaka Bayside
日程:2月22日(木) 開場 18:00 / 開演 19:00
2月23日(金・祝) 開場 17:00 / 開演 18:00
会場:愛知・Zepp Nagoya
日程:3月8日(金) 開場 18:00 / 開演 19:00
3月9日(土) 開場 17:00 / 開演 18:00
券種・料金(税込):
1Fスタンディング/2F指定席 7,700円
2Fファミリー席(着席指定) 6,600円
※ドリンク代別途
※1Fスタンディング・2F指定席は6歳以上チケット必要、6歳未満入場不可
※入場時に身分証確認を実施いたします。本人確認ができない場合は入場をお断りいたします。
※公演中止・延期の場合を除き、お客様のご事情による払い戻しはできませんのでご了承ください。
※客席を含む会場内の映像・写真が公開されることがあります。
※譲渡および転売行為はいかなる場合も固くお断り致します。
※公演当日はスマートフォンのみ撮影可能(動画は禁止)
<2Fファミリー席>
※公演当日4歳~小学生以下のお子様連れのご家族様限定の着席指定のチケットです。(3歳以下膝上鑑賞無料)
※お一人様2枚~4枚まで(1枚のみの購入はできません)
※お子様も1名につきチケット1枚が必要となります。
※2Fファミリー席は、大人の方のみ、お子様のみでのご入場はできません。
※ご入場時にお子様のご年齢が確認できるものをご提示していただく場合がございます。お子様の年齢が確認できる健康保険証・住民票などをご持参ください。
■YOASOBI プロフィール:
コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる、「小説を音楽にするユニット」。
2019年11月に公開された第一弾楽曲「夜に駆ける」はBillboard Japan 総合ソングチャート”HOT100″にて2020年年間1位を獲得し、2023年9月に史上初のストリーミング累計10億回再生を突破。
2021年1月6日に満を持して初のCD『THE BOOK』をリリース。豪華な仕様が大いに話題を呼び、オリコンデイリーランキング初登場2位を記録しながら、配信では全ての楽曲がApple Musicストリーミングチャートで15位以内に同時ランクインするという快挙を達成。2月には、初のワンマンライブ『KEEP OUT THEATER』を新宿・ミラノ座跡地の工事現場にて開催。7月にはユニクロ「UT」とのコラボライブ『SING YOUR WORLD』をユニクロ有明本部内・UNIQLO CITY TOKYOにて開催し、YouTube LIVE配信で、同時接続者数28万人を記録する盛り上がりを見せた。12月にはその年リリースした楽曲全てを含む2nd EP『THE BOOK 2』を発売し、日本武道館にて初の有観客ライブも大成功におさめた。同月発表された、Spotifyの“2021年海外で最も再生された日本のアーティスト”ランキングにて1位獲得。米国のニュース情報誌『TIME』に掲載された“The 10 Best Songs of 2021”に「怪物」が選出されるなど、海外からの注目も集めている。現時点で、リリース楽曲の内、12曲がストリーミング再生1億回を超えている。
2022年2月より、島本理生・辻村深月・宮部みゆき・森絵都という4人の直木賞作家が原作小説を書き下ろし順次楽曲を発表していくというプロジェクト『はじめての』を始動。8月には、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022」のステージで、初めての夏フェス出演を果たし、各地のフェスでも初ライブを繰り広げ、LEDパネルを用いた特殊なステージや演出が話題に。
2023年2月には、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとのコラボで「アドベンチャー」をリリース、4月にはTVアニメ『【推しの子】』オープニングテーマ「アイドル」をリリース。「アイドル」は日本を飛び出し海外でも大きな反響をよび、Billboard JAPAN 総合ソングチャート”HOT100”にて21週連続の1位を記録、グローバルチャートでもBillboard GLOBAL TOP200(Excl.U.S.)にて1位という記録を打ち立てた。8月にはHEAD IN THE CLOUDS LAで初のアメリカ公演を実現、9月には韓国の人気音楽番組『M COUNTDOWN』への出演を果たしている。9月29日には、TVアニメ『葬送のフリーレン』オープニングテーマとなる新曲「勇者」をリリースし、10月18日に3rd EP『THE BOOK 3』を発売したばかり。
韓国でのワンマンライブ、香港、台湾での音楽フェスティバル参加が発表されるなど、J-POPを代表し世界に打って出ていくアーティストとして、国内外のあらゆる場面で際立った活躍を見せている。
▽Official Site:
https://www.yoasobi-music.jp/
▽X(旧Twitter):
https://twitter.com/YOASOBI_staff
▽YouTube Channel:
https://www.youtube.com/c/Ayase0404
▽TikTok:
https://www.tiktok.com/@yoasobi_ayase_ikura