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【ライブ】世界最大・前代未聞のスナック「スナックJUJU 東京ドーム店」、5万人が熱狂!

photo by:Michiko Kiseki(KISEKI inck)

(初出:24/02/23)

今年デビュー20周年のJUJUが、2月17日(土)東京ドームにて、「ソニー銀行 presents -ジュジュ苑スーパーライブ- スナックJUJU 東京ドーム店 ~ママがJUJU 20周年を盛大にお祝い!! 一夜限りの大人の歌謡祭~」を開店した。

photo by:Kayoko Yamamoto

「スナックJUJU」は、会場を大きなスナックに見立て、JUJUが“ママ”として、昭和歌謡を中心に歌い上げるカヴァーシリーズ。

2016年リリースのカヴァーアルバム「スナックJUJU ~夜のRequest~」は大ヒットを記録し、ライヴでは国立代々木競技場第一体育館、さいたまスーパーアリーナ、横浜アリーナ等でも“世界最大のスナック”として開店され、人気を博しており、昨年は初の47都道府県で開店され、全53公演がSOLD OUTした。

東京ドーム店に足を踏み入れると、ズラッと並ぶ円卓テーブルが目に飛び込んでくる。特別席には、ママの直筆お手紙と、限定オリジナルグッズ“おうちでスナックJUJUセット”(タンブラー・マドラー・ポップコーン)が特典としてついてくる。

photo by:Chie Kato(CAPS)

ステージ上には、お馴染みの看板とカウンター、「Snack JuJu」の文字。全てが「これぞ東京ドーム」といったスケールだが、開演までの間、お客さんそれぞれがお酒と会話を楽しむ姿が、ここはスナックなのだと感じさせる。

開店時間を少し過ぎたころ、「二人でお酒を」にあわせて、ママがステージに登場。“流しのミュージシャン”達による確かな演奏とママの歌声。今やスナックJUJUの開店ソングともいえるこの曲で、世界最大・前代未聞の「スナックJUJU 東京ドーム店」は盛大に開店した。

「私、当店のママでございます。本日はこの水道橋のお店に足お運びいただき、ありがとうございます。楽しい一夜限りの歌謡祭になるといいなと思っています。」というママの開店挨拶に、盛大な拍手でお客さんもこたえる。

photo by:Chie Kato(CAPS)

「桃色吐息」、「異邦人」と、アルバム『スナックJUJU』からの人気曲2曲で会場が一気に異国情緒に染められると、東京ドーム店のボーイ神尾晋一郎氏が、天の声としてママとお客さんにご挨拶。

初のボーイにも関わらず、ママとの息もぴったりな神尾氏によると、スナックJUJUはこの水道橋店で、なんと66店舗目となるそう。

この日最初のスーパーゲストとしてご来店したのは、鈴木雅之氏。「め組のひと」~「違う、そうじゃない」と、息つく暇も与えない大ヒットメドレーで、会場は一気に大興奮。歌声はもちろん、その圧倒的な存在感は、さすがの“ラヴソングの王様”。6人のダンサーと共に届けられた5万人の「めッ!」は圧巻。ママとの会話で会場を和ませたあとは、スナックデュエットの大定番「ロンリー・チャップリン」。息のあった歌声はもちろん、途中でママと手をつなぐシーンは、スナックJUJUの常連さんならではの光景となった。

photo by:Michiko Kiseki(KISEKI inck)
photo by:Michiko Kiseki(KISEKI inck)

そして、スナックJUJUの定番、ママとお客さんのデュエットコーナーへ。「つぐない」、「ラヴ・イズ・オーヴァー」、「居酒屋」、「もしかしてPARTⅡ」の4曲が候補の中、ママとデュエットできるお客さんがじゃんけんによって1名選ばれる、というスペシャルなコーナー。東京ドーム店でのじゃんけんを制したのは、スナックJUJUには2度目の来店だというお客さんは、欧陽菲菲の名曲「ラヴ・イズ・オーヴァー」を堂々と歌い切り、見事に会場を盛り上げた。

本日2人目のスーパーゲストは、NOKKO氏が初来店。子供のころからNOKKO氏の大ファンだというママの熱いラヴコールが実った形だ。「フレンズ」~「RASPBERRY DREAM」で、スナックJUJUは一気にロックな雰囲気となり、ドームの隅々まで突き刺さるような圧倒的なNOKKO氏のヴォーカルを一番堪能したのは、ママ本人だったかもしれない。「80年代のストリートからやってきました」というNOKKO氏に、心からの喜びと感謝を伝えるママ。自身に希望をくれた曲だという名曲「Maybe Tomorrow」では、幸せをかみしめながらNOKKO氏の歌声に聴き入った。壮大な照明と石成正人のエモーショナルなギターソロも合わさって、この日のハイライトとなった。

photo by:Michiko Kiseki(KISEKI inck)

東京ドーム店ならではのトロッコ移動でお客さんのお悩みに答えながらセンターステージへたどり着くと、昭和を代表する名バラード「なごり雪」、「いとしのエリー」を、ママと流しのミュージシャン(ギター・コーラス・ヴィオラ・チェロというアコースティック編成)で、丁寧に歌い届ける。

photo by:Chie Kato(CAPS)

「伊勢佐木町ブルース」では、大人の世界へ誘われるようなサックスの音色が心を躍らせ、おなじみの“あの声”がドームに谺し、続く「どうにもとまらない」ではパワフルなヴォーカルが体を高揚させる。バラードはしっとりと心の奥に届き、色気溢れる曲では妖艶に響く歌声は、ママのシンガーとしての幅広さ、表現力をも感じさせた。

photo by:Michiko Kiseki(KISEKI inck)

宴も終盤に進む中、照明が落ちピンスポットに包まれ、ピアノ1本の弾き語りで始まったのは、「言葉にできない」。この日最後のスーパーゲスト、小田和正氏の初来店に、会場はどよめいた。小田氏の透き通るような歌声で、スナックJUJU東京ドーム店の雰囲気は、またもガラっと変わる。

「小田さん、はじめまして。スナックJUJUへ、ようこそおいでくださいました。本当にありがとうございます。」と感謝を述べるママは、心の底から嬉しそうだ。「Yes-No」のデュエットで会場が総立ちになった後、立て続けに鳴り響く「ラブ・ストーリーは突然に」のギターイントロ。ドーム中から大歓声がまきおこり、ボルテージは一気に最高潮へ。
小田氏の初来店は、お客さんにとっても、ママにとって忘れられない1日になった事だろう。

photo by:Kayoko Yamamoto
photo by:Kayoko Yamamoto

小田氏ご来店の興奮も冷めやらぬ中、スナック定番メドレーへ。ド派手な火柱が登場する「あゝ無情」、お馴染みの合いの手が巻き起こる「DESIRE-情熱-」は、これまでもスナックJUJUで歌われてきた曲達だが、東京ドーム店でしか体感できない、凄まじい盛り上がりを見せた。そのほか、「嵐の素顔」、「淋しい熱帯魚」、「ミ・アモーレ」と、昭和を代表する名曲達がこれでもかと畳みかけられ、「今夜はまさに“狂乱の宴”なのだ」と、誰もが肌で感じたにちがいない。

photo by:Chie Kato(CAPS)

アンコールでは、ママに代わってJUJUが登場。テレビ朝日系木曜ドラマ『グレイトギフト』の主題歌「一線」を初歌唱した後は、JUJUのヒットメドレーへ。

この20年、オリジナル・カヴァー・JAZZ・昭和歌謡など、物語の語り部として、歌を大切に届けてきたJUJU。「明日がくるなら」、「ラストシーン」、「この夜を止めてよ」や、5万人の合唱がまきおこった「やさしさで溢れるように」を聴いていると、そのどれもが、そして今後も生まれていくJUJUの音楽は、この先も誰かの人生の物語として寄り添っていくのだろうと感じられる、感動的なフィナーレへと導く。

photo by:Michiko Kiseki(KISEKI inck)

JUJUは「皆さんに連れてきて頂いたこの20年。そしてこれからの20年につづくよう、これからもいろんな事を皆さんと楽しんでいければと思います。」と20周年の感謝を述べ、メモリアルな一夜は幕を閉じた。

photo by:Michiko Kiseki(KISEKI inck)

今年、約3年ぶりとなる全国アリーナツアー『JUJU 20th ANNIVERSARY ARENA TOUR 2024 「YOUR REQUEST」』の開催も発表されているJUJU。デビュー20年を迎えたその先に、どんな光景を見せてくれるのか、楽しみに待ちたい。

■ライブ情報:
「ソニー銀行 presents ジュジュ苑スーパーライブ スナックJUJU 東京ドーム店 ~ママがJUJU 20周年を盛大にお祝い!! 一夜限りの大人の歌謡祭~」
公演日:2024年2月17日(土)
会場:東京ドーム
スーパーゲスト:小田和正様 / 鈴木雅之様 / NOKKO様
Vocal:JUJU
Guitar/Band Master:石成 正人
Piano/Keyboards:草間 信一
Bass:SOKUSAI
Drums:天倉 正敬
Chorus:Olivia Burrell
Chorus:Mayo Samira

1stViolin:中島 知恵
2ndViolin:島内 晶子
Viola:村田 泰子
Cello:越川 和音

Saxophone:本間 将人
Trombone:鹿討 奏
Trumpet:吉澤 達彦
Trumpet:佐瀬 悠輔

Dancer:IDE MIU
Dancer:KANATA
Dancer:Sayaka
Dancer:Lisa
Dancer:Mitsuki
Dancer:Saya

<セットリスト>
1.二人でお酒を
2.メモリーグラス
3.じれったい
4.桃色吐息
5.異邦人
6.CHA-CHA-CHA
7.め組のひと~違う、そうじゃない
8.ロンリー・チャップリン
9.私はピアノ
10.恋におちて
11.ラヴ・イズ・オーヴァー
12.翳りゆく部屋
13.フレンズ~RASPBERRY DREAM
14.Maybe Tomorrow
15.なごり雪
16.いとしのエリー
17.伊勢佐木町ブルース~どうにもとまらない
18.言葉にできない
19.Yes-No~ラブ・ストーリーは突然に
20.あゝ無情~嵐の素顔~淋しい熱帯魚~DESIRE-情熱-~ミ・アモーレ[Meu amor e…]
21.喝采
【Encore】
EN1.一線
En2.JUJUメドレー2024(What You Want~素直になれたら~明日がくるなら~ラストシーン~この夜を止めてよ~S.H.E.~YOU~やさしさで溢れるように)

■リリース情報①:
JUJU
カヴァーアルバム
「スナックJUJU ~夜のRequest~ 『帰ってきたママ』」
発売中
【初回仕様限定盤】 / CD / AICL-4453 / ¥3,000(税込)
https://smar.lnk.to/0Vlapr
<収録曲>
あゝ無情
いとしのエリー
異邦人
飾りじゃないのよ 涙は
じれったい
たそがれマイ・ラブ
ダンシング・オールナイト
時の流れに身をまかせ
ドラマティック・レイン
なごり雪
プレイバックpart2
魅せられて
メモリーグラス
別れても好きな人
酔っぱらっちゃった

■リリース情報②:
JUJU
New Single
「一線」
先行配信中 / 3月6日発売
※テレビ朝日系木曜ドラマ『グレイトギフト』主題歌
【初回仕様限定盤】三方背スリーブ
AICL-4535 1,480 (税込)
https://smar.lnk.to/ai37FQ

<収録曲>
一線
こたえ
リバーサイド ホテル
一線 -Instrumental-

※テレビ朝日系木曜ドラマ『グレイトギフト』公式HP
https://www.tv-asahi.co.jp/greatgift/

■ライブ情報:
全国アリーナツアー
『JUJU 20th ANNIVERSARY ARENA TOUR 2024 「YOUR REQUEST」』
<日程・会場>
6/22(土) 宮城県:セキスイハイムスーパーアリーナ
6/29(土) 北海道:北海道立総合体育センター 北海きたえーる
7/6(土) 愛媛県:愛媛県武道館
7/20(土) 大阪府:大阪城ホール
7/21(日) 大阪府:大阪城ホール
7/27(土) 富山県:富山市総合体育館
8/3(土) 広島県:広島サンプラザホール
8/10(土) 愛知県:ポートメッセなごや 第1展示館
8/17(土) 福岡県:マリンメッセ福岡 A館
8/24(土) 埼玉県:さいたまスーパーアリーナ
8/25(日) 埼玉県:さいたまスーパーアリーナ
▽詳しくはJUJU公式HPへ:
https://www.jujunyc.net/information/archive/?id=560385

■JUJU プロフィール:
18歳で単独渡米。ニューヨークでシンガーとしての実績を積んだのち、2004年8月に「光の中へ」でメジャー・デビュー。以降、「奇跡を望むなら…」、「やさしさで溢れるように」、「明日がくるなら」など立て続けに大ヒット曲をリリース。オリジナル楽曲以外にも、邦楽カヴァー・アルバム『Request』シリーズやジャズ・アルバム『DELICIOUS』シリーズなど、ジャンル・洋邦・世代を超えて名曲を歌い継ぐライフワークも注目を集める。
また、近年では司会を務めるNHK総合『世界はほしいモノにあふれてる』も人気番組に。
デビュー20周年イヤーの2023年には「スナックJUJU 2023」を開店。スナックJUJUとは、会場を大きなスナックに見立て、JUJUが“ママ”として昭和歌謡を中心に歌い上げる大人気カヴァーライヴ。2016年の国立代々木競技場第一体育館での初開店は、沢村一樹氏、鈴木雅之氏、萬田久子氏など、豪華なゲストが登場し話題となった。2017年全国7都市で開店されたチケットは即SOLD OUT。6年ぶりとなった2023年は自身初の47都道府県ツアーとして開店。お客さんとのデュエットやお悩み相談など、スナックならではのコーナーも人気。2024年2月17日(土)開店の東京ドーム店は、20周年の盛大なお祝いとして、世界最大・前代未聞のスナックとなった。
3月6日(水)には、テレビ朝日系木曜ドラマ『グレイトギフト』主題歌「一線」をリリースする。

音楽体験 ※記事|提供:ジェイタメ

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