(初出:24/11/11)
“小説を音楽にするユニット”YOASOBI。
12月からは自身二度目となるアジアツアーを控え、さらに来年6月にはスペイン音楽フェス「Primavera Sound Barcelona 2025」への出演が決定するなど、J-POPを代表し世界に打って出ていくアーティストとして、国内外のあらゆる場面で際立った活躍を見せている。
そんなYOASOBIが、結成5周年を記念した自身初のドームライブ「YOASOBI 5th ANNIVERSARY DOME LIVE 2024 “超現実”」東京・大阪全4公演を、約17万人を動員して完走した。
2024年10月1日に結成5周年という大きな節目を迎えたYOASOBI。2019年の楽曲リリースから、目まぐるしい勢いで駆け抜けた5年間を振り返り、その中で見出したYOASOBIの姿を体現するツアータイトル“超現実”。
そのテーマを演出・パフォーマンスで体現した公演となり、さらに最終日11月10日(日)公演では、ミドリーズをゲストに迎えた「ツバメ」や、バンドのゲストメンバーとして、田口悟(RED in BLUE)、Tatsuya(Crossfaith)を迎え「あの夢をなぞって」、「三原色」も披露となった。そんな最終日公演のライブレポートが以下となる。
【ライブレポート】
5年前の10月1日、”小説を音楽にするユニット”として誕生した、コンポーザーのAyaseとボーカルのikuraによるユニット・YOASOBI。数々のヒット曲と国内外での目覚ましい活躍で常に音楽シーンを賑わせながら、ノンストップで迎えた節目の5周年を記念する、自身初の単独ドームライブ『YOASOBI 5th ANNIVERSARY DOME LIVE “超現実”』のファイナル公演が、2024年11月10日(日)東京ドームにて開催された。
京セラドームでの2日間と、前日の東京ドーム公演を経ての千秋楽。見切れ席も含めた5万枚のチケットは早々にソールドアウトとなっただけあって、開場前から周辺の賑わいはさながら秋祭りの様相だ。曇天をも吹き飛ばすようなその熱気をまるごと閉じ込めた夕方17時すぎ、破裂せんばかりに膨らんだ期待感の中、”超現実”は幕を開けた。
初々しさも残る過去のライブ映像が入り乱れるオープニング、繰り返される「超現実の世界へようこそ」というフレーズ、大型LEDに迫力満点に投射されるYOASOBIロゴ。かと思えばモンスターの爪がYOASOBIの文字を真一文字に引き裂き、隙間から二本の巨大な手が這い出してくる。中央上段でモンスターの目が瞬くと、Ayaseとikuraのシルエットが浮かび上がった。凄まじい情報量に観客は釘付けだ。
その勢いのままエキセントリックな「セブンティーン」のイントロでライブがスタート。「祝福」「怪物」と疾走感溢れるナンバーが続き、LEDには蠢くモンスターと、ステージで躍動するメンバーの不敵な表情がかわるがわる映し出される。ikuraの度重なる煽りに、観客のボルテージは曲を追うごと加熱し、2024年一発目の新曲である「UNDEAD」の歌い出しにも大きな歓声が上がる。
デビュー当時こそ、インターネットをバックグラウンドにした若者のムーブメントという印象であったYOASOBIも、三度のNHK紅白歌合戦出場や、飾らない二人のパーソナリティも相まって国民的な人気を獲得している今、座席を見渡すとその客層の広さに改めて驚かされる。自己紹介を挟んで披露した初期の人気曲「ハルジオン」や、ピュアな恋心をキュートに歌う「好きだ」、朝のニュース番組のテーマソングとしてコロナ禍の日常に寄り添った「もう少しだけ」等の幅広い楽曲群に、極限まで高められた会場の緊張感もいい意味でほぐされた様子だ。ステージ向かって左側には、自動販売機とベンチ、というノスタルジックなセットが。物語を紡ぐように「海のまにまに」「優しい彗星」を届ける姿に、”小説を音楽にする”というユニットのオリジナリティと、楽曲ごとの世界観に浸る心地よさを感じさせられた。
5年間を遡るホームビデオ風映像ののち、Ayaseのラップトップと思われるインターフェースと、彼のルーツでもあるボーカロイド音声を経て「たぶん」へ。Ayaseが実妹の家の”2DKのDK部分”に住まわせてもらっていた時の配置を再現したというセンターステージに舞台を移す。経済的にも困窮していた時期に生み出した初期の楽曲たち(「夜に駆ける」?「たぶん」まで)を制作していた頃のことを懐かしむAyase。ikuraも呼応し、見えないところで頑張っている”あなた”へのエールを「ハルカ」に込める。それまでも会場を彩っていた制御型LEDライト「フリフラ」を使ったクイズコーナーで場を和ませると、翌日に配信を控えた最新曲「New me」を披露。LEDに流れる歌詞も相まって、原点とも言えるこの場所が新たなスタート地点でもあることを印象付けた一幕だった。
ライブにおけるYOASOBIを5年間支えてきたバンドメンバー・仄雲(Dr.)、やまもとひかる(Ba.)、ミソハギザクロ(Key.)、AssH(Gt.)という4人には、サポートといえど根強いファンも多い。インストなのにYOASOBIらしさを感じるエネルギッシュなソロ回しを経て、それぞれが思いの丈を語る。それを受けての後半戦開幕、というAyaseの掛け声とともに、エレガントなベールを纏った ikuraが登場、「勇者」で一気に空気を引き締める。しばしの静寂ののち、「あの夢をなぞって」冒頭のアカペラに大きな歓声があがったと思えば、YOASOBIのフェス出演や海外公演を強力にサポートしてきたドラムのTatsuya(Crossfaith)、ギターの田口悟(RED in BLUE)が加わって、ステージ上は一挙8人編成に。披露が待望されていた人気曲にさらなるサプライズが加わり、会場のボルテージは再び最高潮に。気の合う仲間とバンドをする、その純粋な楽しさを噛み締めているようなAyaseの表情も印象的だ。そのまま鉄板のライブチューン「三原色」へなだれ込み、観客はタオル回しで応える。二人のエクストラメンバーを拍手で送り出したのち、ここにいる全員の声があって完成する曲、という煽りから「アイドル」を畳みかけ。全身黒でまとめたシックなikuraと対照的に、全身白を纏ったキッズダンサーも参加した派手なステージに向けられた5万人の全力コールが東京ドームを揺らすさまは、この楽曲の持つストーリーとも重なって、一際エモーショナルに映った。
興奮冷めやらぬ様子で集まった5万人に感謝を述べるAyase。この5年、いやそれ以前から、クリエイターとして抱えてきた葛藤を詰め込み、でもそれもひっくるめてみんなにも見てほしいと赤裸々に、でも悲壮感はなくむしろ堂々と自らを曝け出したMCから、5周年記念日にリリースされた新曲「モノトーン」を披露。MCのバトンをikuraが引き継ぐと、YOASOBIのikuraとして、日々変わる状況に振り落とされそうになったこともあったが、ライブやファンとのつながり、スタッフの支えを通して、今では自分自身が、これからどういうikuraに出会えるかワクワクしていると語る。私とあなたたちの間にこれからも鳴り止まない音楽がありますようにと願って届けられた「アンコール」がピンスポットに照らされてドームを包む。今度は自分たちの番だとばかりに、「HEART BEAT」では5万人がそれぞれの心音を響かせた。
冒頭ではAyaseとikuraを喰らわんばかりの迫力を見せていたモンスターが一転、音楽を通して出会えたあなたにより近い距離で歌を届けたい、というメッセージが流れると、気球に乗ったAyaseとikuraがステージ裏から登場。スタンド席の上部からでも近さを感じられる高度で現れた二人に、会場中が手を振ったりカメラを向けたりと楽しそうだ。続く「アドベンチャー」では、カートに乗ったバンドメンバーがアリーナやスタンド下方のオーディエンスも巻き込んで祝祭感を高める。センターステージで合流し、再び登場のキッズダンサーに加え、1期、2期のミドリーズのメンバーまでもが勢揃いした「ツバメ」で会場中がハッピーオーラに包まれる。極めつけは「群青」の大合唱。「あとは楽しむだけだ!」中央で叫ぶikuraに届けとばかりに東京ドーム中のエネルギーがステージに集まり、それがそのまま弾けたかのごとく大量の紙吹雪が宙を舞って、大団円のうちに本編は幕を下ろした。
多くのスタッフが関わってのステージであることを改めて感じさせるエンドロールののち、熱烈なアンコールに応えて登場したYOASOBIとバンドメンバー。ikuraが真っ白いエレキギターを手に「舞台に立って」を歌い始めると再び大きな歓声があがった。シンガーソングライター幾田りらとしてアコースティックギターを弾き語る姿は印象にあるが、YOASOBIのボーカルikuraとしては新鮮だ。間奏やアウトロでAssHややまもとひかると楽しそうにギターをかき鳴らすさまは、音を鳴らす喜びが全身から溢れ出るようで胸が高鳴る。アンコールへの感謝を伝え、ここまでで3時間弱。そのラストをデビュー曲「夜に駆ける」の大合唱で締めくくる贅沢さ。改めてYOASOBIの楽曲の強さを思い知らされた。
4日間で約17万人を動員したドームライブを大成功に終え、12月からは日本人アーティスト最大規模のアジアアリーナツアーへと旅立つ。また2025年7月からは、日本のさまざまな地域を巡るホールツアーの開催も発表された。規模を追求するのみならず、目の前のお客さんに常に真摯に向き合おうとするAyaseとikuraが、さまざまな物語を原作にこの先どこでどんな音楽を奏でていくのか。その旅路をこの先も見ていたいと強く思わせてくれる、そんな5周年ライブだった。
☆公演情報:
「YOASOBI 5th ANNIVERSARY DOME LIVE 2024 “超現実”」
<大阪公演>
10月26日(土) 京セラドーム大阪
10月27日(日) 京セラドーム大阪
<東京公演>
11月9日(土) 東京ドーム
11月10日(日) 東京ドーム
☆2024年11月10日(日)
『YOASOBI 5th ANNIVERSARY DOME LIVE “超現実”』東京ドーム公演
<セットリスト>
- セブンティーン
- 祝福
- 怪物
- UNDEAD
- ハルジオン
- 好きだ
- もう少しだけ
- 海のまにまに
- 優しい彗星
- たぶん
- ハルカ
- New me
- 勇者
- あの夢をなぞって
- 三原色
- アイドル
- モノトーン
- アンコール
- HEART BEAT
- ラブレター
- アドベンチャー
- ツバメ
- 群青
EN1. 舞台に立って
EN2. 夜に駆ける
なお、今回の大阪・東京でのドーム公演で初披露を行った、リクルート新TVCM「わからないまま、それでも」篇に起用された新曲「New me」が、本日11月11日(月)配信リリーススタートした。
本作は、YOASOBIを生んだ小説投稿サイト・monogatary.comと、河出書房新社発行の文芸誌「文藝」がコラボした小説コンテストの大賞受賞作品「白山通り炎上の件」(有手窓 著)を原作に制作された楽曲。葛藤を抱えながらも、新しい日々に歩みを進める主人公の心境の変化を綴った歌詞と、心が軽やかになるようなメロディに是非注目して欲しい。
また、同曲を使用したリクルート新 TVCM「 わからないまま、それでも 」篇も放送開始となったで、そちらも要チェック。
そして、「New me」の原作小説「白山通り炎上の件」を含む、上述のコンテスト受賞作品を集めた書籍『New me ―文藝×monogatary.com小説集―』も本日11月11日(月)に河出書房新社より発売。創刊91年の季刊文芸誌「文藝」と、ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営するmonogatary.comが共催して、2023年に実施した新人文学賞【文藝×monogatary.com コラボ賞】受賞の全7作品を収録した小説集となっている。
結成5周年を迎えたYOASOBIのコンセプト「小説を音楽にする」を改めて体感するにはもってこいの一冊になっているので、新曲「New me」とともに、書籍も楽しんでほしい。
■リリース情報:
YOASOBI
新曲
「New me」
2024年11月11日(月) 配信
作詞・作曲・編曲:Ayase/歌唱:ikura
原作:monogatary.com×河出書房新社「文藝」 小説コンテスト大賞受賞作品「白山通り炎上の件」(有手窓 著)
※タイアップ情報:リクルート新 TVCM「 わからないまま、それでも 」篇 TVCMソング
▽配信URL:
https://orcd.co/yoasobi_newme
☆タイアップ情報:
CM公開・放映
リクルート新 TVCM「 わからないまま、それでも 」篇:
2024年11月11日(月)よりTV放映
▽CM本編 URL:
※10月1日(火) 12:00よりリクルート公式 YouTubeチャンネルにてWEB公開中
■書籍情報:
『New me ―文藝×monogatary.com小説集―』
著者:有手窓 _ 他6名
仕様:四六判/並製/256頁
装画:Havtza
装幀:野条友史(buku)
税込予定価格:1,397円(本体1,270円)
発売日:2024年11月11日
※電子書籍も同日から販売。詳細は各電子書籍ストアでご確認ください。
ISBN:9784309039213
▽URL:
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309039213/
さらに、来年2025年7月から11月にかけて、全国14道県40公演の自身初の国内ホールツアーを実施することが決定した。YOASOBIにとって初めてのホールツアーであり、これまでワンマン公演を行ったことのない地域でのライブも含まれる待望のツアーとなる。
オフィシャルファンクラブCLUB 夜遊限定の最速先行は、11月13日(水)18:00より受付開始が予定されているので、期待して待とう。
■ツアー情報:
「YOASOBI HALL TOUR 2025」
7/13(日) 熊本県 熊本城ホール メインホール
7/16(水) 熊本県 熊本城ホール メインホール
7/18(金) 熊本県 熊本城ホール メインホール
7/19(土) 熊本県 熊本城ホール メインホール
8/5(火) 石川県 本多の森 北電ホール
8/6(水) 石川県 本多の森 北電ホール
8/8(金) 石川県 本多の森 北電ホール
8/9(土) 石川県 本多の森 北電ホール
8/18(月) 静岡県 静岡市清水文化会館 マリナート大ホール
8/19(火) 静岡県 静岡市清水文化会館 マリナート大ホール
8/21(木) 静岡県 静岡市清水文化会館 マリナート大ホール
8/22(金) 静岡県 静岡市清水文化会館 マリナート大ホール
9/2(火) 新潟県 新潟県民会館 大ホール
9/3(水) 新潟県 新潟県民会館 大ホール
9/5(金) 新潟県 新潟県民会館 大ホール
9/6(土) 新潟県 新潟県民会館 大ホール
9/9(火) 三重県 三重県文化会館大ホール
9/11(木) 三重県 三重県文化会館大ホール
9/12(金) 三重県 三重県文化会館大ホール
9/17(水) 鳥取県 米子コンベンションセンター BiG SHiP
9/18(木) 鳥取県 米子コンベンションセンター BiG SHiP
9/25(木) 和歌山県 和歌山県民文化会館 大ホール
9/27(土) 和歌山県 和歌山県民文化会館 大ホール
9/28(日) 和歌山県 和歌山県民文化会館 大ホール
10/10(金) 岩手県 トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)大ホール
10/11(土) 岩手県 トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)大ホール
10/16(木) 岡山県 倉敷市民会館
10/17(金) 岡山県 倉敷市民会館
10/24(金) 北海道 帯広市民文化ホール 大ホール
10/25(土) 北海道 帯広市民文化ホール 大ホール
10/27(月) 北海道 函館市民会館 大ホール
10/28(火) 北海道 函館市民会館 大ホール
10/30(木) 福島県 いわき芸術文化交流会館 アリオス アルパイン大ホール
10/31(金) 福島県 いわき芸術文化交流会館 アリオス アルパイン大ホール
11/12(水) 愛媛県 松山市民会館 大ホール
11/13(木) 愛媛県 松山市民会館 大ホール
11/15(土) 山口県 山口 KDDI維新ホール
11/16(日) 山口県 山口 KDDI維新ホール
11/29(土) 沖縄県 沖縄コンベンションセンター展示棟
11/30(日) 沖縄県 沖縄コンベンションセンター展示棟
チケット料金 :指定席8800円(税込)
■YOASOBI プロフィール:
コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる、“小説を音楽にするユニット”。2019年11月に公開したデビュー曲「夜に駆ける」は、公開直後から瞬く間に注目を集め、国内の各種配信チャートでも1位を席巻、複数カ国のバイラルチャートにもランクインし、2020年の年間Billboard JAPAN総合ソング・チャートとストリーミング・ソング・チャートでは1位を獲得。現在ストリーミング累計再生回数は史上初となる10億回を突破。第71回NHK紅白歌合戦にも出場した。2021年1月には満を持してリリースした1stEP『THE BOOK』は、”小説を音楽にする”というコンセプトを表現したまさに”読むCD”ともいうべき豪華な仕様が大いに注目を浴びているうえ、オリコンデジタルアルバムランキングでは5週連続1位を獲得、収録されている7曲もApple MusicチャートTOP15以内にランクイン。7月ユニクロ「UT」とのコラボで、ユニクロ有明本部内のUNIQLO CITY TOKYOにて開催した無料配信ライブ『SING YOUR WORLD』では同時接続者数28万人を記録。12月に2nd EP『THE BOOK 2』を発売し、同月4,5日に日本武道館にて開催した初の有観客ライブ『NICE TO MEET YOU』では、2日間で1.4万人を動員し、関連ハッシュタグが連日トレンド入りするなど盛り上がりを見せた。年末には2年連続となる第72回NHK紅白歌合戦出場を果たした。2022年2月より、島本理生・辻村深月・宮部みゆき・森絵都という4人の直木賞作家が原作小説を書き下ろし順次楽曲を発表していくというプロジェクト『はじめての』を始動し、原作小説4作が収録された書籍を発売。8月には、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022」のステージで、初めての夏フェス出演を果たし、各地のフェスでも初ライブを繰り広げ、LEDパネルを用いた特殊なステージや演出が話題に。夏フェス出演にあわせてスタートした“移動式書店「旅する本屋さん YOASOBI号」”では、YOASOBIの関連書籍の販売に加え、Ayase・ikuraが監修したカレーをキッチンカーで販売するなど、幅広い展開でも注目を集めた。2022年10月期のTVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のオープニングテーマ「祝福」は、その原作小説『ゆりかごの星』(大河内一楼 著)とともに大きな反響を呼び、ストリーミング1億回再生を早くも達成。2023年2月にはユニバーサル・スタジオ・ジャパン『ユニ春』テーマソング「アドベンチャー」を配信リリースし、3月にはユニバーサル・スタジオ・ジャパン グラマシーパーク特設会場で開催された『ユニ春! ライブ 2023』に出演。コロナ禍の学生の経験を元に制作した楽曲に込められたメッセージや、ライブでのさまざまなキャラクターとのコラボ演出が、同世代の学生のみならず幅広い層の心に刺さっている。4月12日(水)リリース、TVアニメ『【推しの子】』オープニング主題歌「アイドル」は、Billboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”で、21週連続で総合首位を獲得し、Billboard JAPANの歴代連続首位記録を更新、加えて史上最速でストリーミング累計再生回数は4億回を突破した。さらに、米ビルボード・グローバル・チャート“Global Excl. U.S.”、Apple Music「トップ100:グローバル」、YouTube music charts TOP 100 songs Globalでも首位を獲得し、J-POP史上初となる記録を次々と打ち立て続けている。4月24日に全世界配信されたTikTok LIVEでは累計視聴者数約63万人、同時視聴者12万人超えと、TikTok LIVEにおける国内アーティストのパフォーマンスライブで最高の視聴者数を記録。初アリーナツアー『YOASOBI ARENA TOUR 2023 “電光石火”』では追加公演含めて7都市14公演で計13万人動員。8月には、88rising主催「HEAD IN THE CLOUDS Los Angeles」にて、初のLAフェス出演を果たした。同年10月には約1年半の活動を記した3rd EP『THE BOOK 3』をリリース。さらに、2023年12月から2024年1月にかけて自身初のアジアツアーYOASOBI ASIA TOUR 2023-2024を敢行し、各所でチケット即完を記録。2024年4月には世界最大級のフェスCoachella Valley Music and Arts Festivalへ出演。加えて、ロサンゼルス、サンフランシスコにて初のアメリカ単独公演を敢行し、チケットは販売開始わずか30分で完売。さらに、7月にはアニメ『〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン』主題歌「UNDEAD」をリリース。さらに、今年度の「NHKスポーツテーマ」を担当することが決定し、新曲「舞台に立って」を書き下ろした。8月には、シカゴ発、今ではヨーロッパ、南米等でも展開している国際的なフェス“Lollapalooza”に出演を果たし、さらにアメリカ ニューヨーク、ボストンでの単独公演を成功させた。国内では10月に結成5周年を迎え、2024年秋に自身初のドーム公演を完走。12月からは自身二度目となるアジアツアーを控え、さらに来年6月にはスペイン音楽フェス「Primavera Sound Barcelona 2025」への出演が決定するなど、J-POPを代表し世界に打って出ていくアーティストとして、国内外のあらゆる場面で際立った活躍を見せている。