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【ライブ】OKAMOTO’S、8年ぶり3度目日比谷野外大音楽堂ワンマンレポート! 未リリース新曲「今ここで」初披露

photo by Takumi Yasumoto

(初出:25/06/16)

デビュー15周年イヤーを迎えているOKAMOTO’S(読み方:オカモトズ)が、昨年9月のZepp Shinjukuを皮切りに約7ヶ月かけて行った、全国47都道府県ライブハウスツアー「OKAMOTO’S 15th Anniversary FORTY SEVEN LIVE TOUR -RETURNS-」。

6月15日(日)、そのスペシャルファイナル公演「OKAMOTO’S 15th Anniversary FORTY SEVEN LIVE TOUR -SPECIAL FINAL- at 日比谷野外大音楽堂」が、日比谷野外大音楽堂にて開催された。

OKAMOTO’Sにとって日比谷野外大音楽堂でのワンマンライブは、2016年10月公演以来8年ぶり3度目。

夏の始まりを告げるような暑さの中、満員の会場に集まった観客が今か今かとOKAMOTO’Sを待ち構えている。

17時30分、OKAMOTO’Sがステージに登場すると、歓声と拍手でメンバーを包み込んだ。

ともに47都道府県ツアーを回ってきたサポート・キーボードのブライアン新世界(Key)と、野音の舞台に立つ、OKAMOTO’Sの5人。

1曲目は、OKAMOTO’Sとファンとの絆を歌った楽曲「ROCKY」で幕を開けた。リリース当時、オカモトショウがこの楽曲に対し、“日比谷野外大音楽堂にこの曲を歌ういくつもの声が響き渡ることを願って。” というメッセージを掲げているが、まさにこの言葉通り、wow! wow! とOKAMOTO’Sのツアーファイナル公演を祝福するように、野音の空に観客の歌声が響き渡った。

photo by Takumi Yasumoto
photo by Takumi Yasumoto

開場前には雨が降っていたが、オカモトショウ(Vo)がMCで、「来たぜ、野音!晴れたね!天も味方してくれて、本当に嬉しいです!」というように、青空が広がり、まさに天もOKAMOTO’Sの野音ライブを楽しみにしてくれていたようだった。

つづいて「47都道府県、毎回最高のライブをやって、最高を毎回更新して…今日また全部塗り替えるような夜にしたいんだけど、みんないけるかー?」と問いかけ、上がる拳の数、声援がすでに最高を更新していたように思う。

「NEKO」 では、KANDYTOWNから Ryohu とMUDがスペシャルゲストで登場! ふたりのラップがリズミカルに乗って非常に心地良い。

「Lagoon」が始まる頃には日が暮れてきて、ピンク色の照明がセクシーに光る。オカモトコウキのメロディアスなギターソロに応えるように、ハマ・オカモト(Ba)が向かい合って太いベース音を自由自在に奏で、熱い演奏を繰り広げる。オカモトレイジのドラムはまるで地がうねるように弾け、どんどん会場のボルテージが上がっていった。

「俺はOKAMOTO’Sが世界一かっこいいと思うから、もう一回武道館のステージに立ちます。そして、武道館だけじゃなく、アリーナとかドームとかもっと大きい場所にも立つ。この宣言を47都道府県すべてのライブ会場で言ってきました。俺らは世界一のバンドになります!絶対に叶えるからな! 新曲やります」と、オカモトショウはバンドを代表してファンの前で誓い、未リリースの新曲「今ここで」を初披露した。OKAMOTO’Sらしい強く、熱いロック・ソング。オカモトショウの歌声が、この曲が、OKAMOTO’Sのこれからの新たな夢を明るく彩ってくれると願ってやまない。

本編ラストは「90’S TOKYO BOYS」。赤と白の銀テープが空に舞い、最高にロックでグルーヴィーなライブが終了。

photo by Takumi Yasumoto

たくさんのOKAMOTO’Sコールに応え、アンコールは最新アルバム『4EVER』のアートワークなどで着用している赤いチェック模様のセットアップで登場し、「ありがとう」でスタート。歌詞に、<俺に出会ってくれてありがとう 出会いの全てに感謝>と歌う様に、メンバー、そしてファン、今まで出会った全ての人に向けた感謝が真っすぐに描かれている。

続いて、オカモトコウキ(Gt)がボーカルをつとめる「なんかホーリー」では、通称“なんホリライト”と呼ばれる、その楽曲を演奏する時にのみ登場するペンライトで会場はカラフルに照らされ、オカモトコウキが宝箱から“なんホリライト”を取り出すという小芝居のあと、4人でギターを持って一列に並んで3段階の決めポーズ。ロックが軸にありながらも、笑いを誘うところのオンオフでみんなを楽しませるエンターテイメント性は、OKAMOTO’Sのライブの醍醐味の一つである。

ラスト「Beautiful Days」で、このスペシャルで美しい一夜を最後の一瞬まで、OKAMOTO’Sの音楽が彩った。

47都道府県ツアーのスペシャルファイナルと題した本公演は、バンド初期の楽曲から未リリースの新曲まで、まさにOKAMOTO’Sの過去・現在・未来の歴史を辿るようなセットリストで展開されるライブとなった。

photo by Takumi Yasumoto

そして、メンバーが巻物を引っ張ると、そこに記されていたのは新たなツアー開催の報せ。

今年9月よりOKAMOTO’S TOUR 2025-2026 「4EVER NOW」(全20公演)を開催することが発表された。

47都道府県ツアー&野音を経て、さらにパワーアップしたOKAMOTO’Sのライブが期待を集める。

photo by Takumi Yasumoto

チケットは、6月15日(日)21:00より、OKAMOTO’S公式アプリ「オカモトークQ」でオフィシャル先行受付(抽選)がスタートした。

■ツアー情報:
OKAMOTO’S TOUR 2025-2026 「4EVER NOW」
<2025年>
9月22日(月) 大阪・GORILLA HALL OSAKA(開場18:30 開演19:15)
9月26日(金) 神奈川・YOKOHAMA Bay Hall(開場18:00 開演19:00)
10月3日(金) 愛知・名古屋 DIAMOND HALL(開場18:00 開演19:00)
10月9日(木) 北海道・札幌 PENNY LANE 24(開場18:30 開演19:00)
10月10日(金) 北海道・旭川 CASINO DRIVE(開場18:30 開演19:00)
10月11日(土) 北海道・帯広 MEGA STONE(開場17:30 開演18:00)
10月13日(月) 北海道・函館 club COCOA(開場 15:00 開演 15:30
10月18日(土) 熊本・熊本B.9 V1(開場17:00 開演17:30)
10月19日(日) 福岡・福岡DRUM LOGOS(開場16:30 開演17:00)
10月24日(金) 長野・長野CLUB JUNK BOX(開場18:00 開演18:30)
11月2日(日) 香川・高松 MONSTER(開場15:30 開演16:00)
11月3日(月) 愛媛・松山 サロンキティ(開場16:30 開演17:00)
11月5日(水) 京都・KYOTO MUSE(開場18:30 開演19:00)
11月23日(日) 埼玉・HEAVEN’S ROCK Kumagaya VJ-1(開場17:30 開演18:00)
11月27日(木) 宮城・仙台 Rensa(開場18:30 開演19:00
11月28日(金) 栃木・HEAVEN’S ROCK Utsunomiya VJ-2(開場18:00 開演18:30)
12月6日(土) 鳥取・米子laughs(開場18:00 開演18:30)
12月7日(日) 広島・広島 LIVE VANQUISH(開場16:00 開演16:30)
12月21日(日) 千葉・柏 PALOOZA(開場17:30 開演18:00)
<2026年>
1月9日(金) 東京・EX THEATER ROPPONGI(開場18:00 開演19:00)
<チケット>
¥5,000(税込)D代別途 (各地スタンディング)
¥5,500(税込)D代別途 (EX THEATER ROPPONGI 指定席)
・OKAMOTO’S公式アプリ「オカモトークQ」プレミアム会員限定最速先行受付
2025年6月15日(日)21:00~6月25日(水)23:59
▽アプリ詳細:
https://c-rayon.com/okamotos/app/index.html
・一般発売日
2025年8月30日(土)

■リリース情報:
OKAMOTO’S
10th ALBUM
『4EVER』
2025年1月22日(水)発売
▽アルバム特設サイト
https://www.okamotos.net/special/4ever/

■OKAMOTO’S プロフィール
Vocal/オカモトショウ、Guitar/オカモトコウキ、Bass/ハマ・オカモト、Drums/オカモトレイジ。中学からの同級生4人によって結成。東京都出身。世界に通用するアーティスト、岡本太郎から名前を拝借し、Ramones形式で全員が「オカモト」姓を名乗る。音楽性はロックを中心に多岐にわたり、各年代の音楽の旨みを90年代生まれの新しい感性で抽出、解釈し表現している。
SUPER EIGHTや菅田将暉、DISH//など様々なアーティストのプロデュースや楽曲提供、映画やドラマの劇伴制作などを手掛ける。また、各メンバーが独自の活動を行っていることも特徴的であり、その活動は各自のソロでの音楽活動、ラジオDJや番組MC、他アーティストのサポートなど、多岐にわたる。
国内のロックフェスや各地のライブハウスで数多く公演を行う生粋のライブバンドでもあり、アルバム発表ごとに日本各地でツアーを行う。2020年には10周年を掲げ、初の日本武道館公演も成功させた。
企画性を持って行われるホール公演「90’S TOKYO BOYS IN HALL」も時折行われ、2022年にはホール公演としては最大動員数となるNHKホールにて開催し、スペシャルなイベントとして人気を博している。
また、2010年3月、アメリカ・テキサス州オースティンで開催されたSXSW2010に日本人男子として最年少の若さで出演したことを皮切りに、オーストラリア、ベトナム、台湾、韓国、中国など、海外の活動も積極的に行っている。
2024年9月~2025年4月まで、OKAMOTO’Sとしては約8年ぶりとなる、47都道府県ツアー「OKAMOTO’S 15th Anniversary FORTY SEVEN LIVE TOUR -RETURNS-」を開催。
2025年1月22日には、10th ALUBUM『4EVER』 をリリース。また、6月には2016年以来、OKAMOTO’Sとして3度目の日比谷野外大音楽堂でワンマンライブを行う。9月から2026年1月にかけて、OKAMOTO’S TOUR 2025-2026「4EVER NOW」(全20公演)を開催することも決定。
その活動の勢いは止まることを知らない。
▽HP :
http://www.okamotos.net
▽Youtube:
http://www.youtube.com/okamotosSMEJ
▽Instagram:
https://www.instagram.com/okamotos_official/

音楽体験 ※記事|提供:ジェイタメ

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