
(初出:25/08/18)
グローバルボーイズグループ・JO1が8月17日(日)、国内最大級の音楽フェス『SUMMER SONIC 2025』に出演。
千葉・ZOZOマリンスタジアムのメインステージ「MARINE STAGE」で、大観衆を前に全11曲にわたる熱気あふれるパフォーマンスを繰り広げた。
この日のメインステージでトップバッターを飾ったMrs. GREEN APPLEが作り上げた熱気をそのまま受け取るようにやってきた、JO1の出番。
ステージに指揮棒を携えた川尻蓮が登場すると、川尻の合図に合わせ、黒いマントと仮面をつけたダンサーたちが設置されたひな壇ステージに次々と現れる。

30名以上のダイナミックな群舞でショーが幕を開けると、観客の期待感は一気に膨れ上がり、ロングヒット中の「BE CLASSIC」のイントロが流れ出す。
歌い始めの瞬間、ダンサーの中からマントと仮面を外した豆原一成が姿を現し、大歓声が巻き起こると、ダンサーに紛れていたメンバーが続々と顔を見せ、ひな壇ステージを駆使した特別なフォーメーションで、目まぐるしく展開していく。
続く「SuperCali」では、ジンバルによる臨場感あふれるカメラワークで、それまでとは違ったステージの立体感を見せる。
「MONSTAR」では、河野純喜がパワフルなロングトーンをアレンジして響かせると、会場の熱をさらに高めていく。
「Love seeker」のイントロに合わせ、メンバー一人ひとりが「サマソニ!」とコール&
レスポンスを重ね、一体感が生まれる会場。さらに、メンバーがステージの隅々まで広がると、スタジアム全体がJO1のパフォーマンスに引き込まれていく。

「Test Drive」では客席でタオルが掲げられ、回しながらジャンプする観客の熱気が渦となり、スタジアムが揺れるほどの盛り上がりを見せた。
そして、JO1のフェス出演では定番となった「WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント(JO1 ver.)」では、観客が腕を左右に大きく振り、青空と一体になった開放感の中、会場は平和で明るいムードに満たされた。
一息ついたところで豆原が「次は新曲です!」と宣言。「秦 基博さんが提供してくださった楽曲で、歌詞が素敵なので心に留めながら聴いていただきたいです」と曲振りがあると、新曲「ひらく」をサプライズで初披露する。
これまでのダンスチューンから表情を一変させたこの曲では、メンバーそれぞれの歌声を観客の心にしっとりとした感動を届ける。ピアノの優しい音色で演奏が終わると、会場は温かい拍手に包まれ、ライブの流れに柔らかな余韻が広がった。

後半戦では、エネルギッシュなアッパーチューンをメドレーで連発。「Trigger」は、客席からの熱い掛け声が火をつけ、最高潮に近づいていたボルテージを一気に爆発させる。
世界的DJとして活躍するR3HABがプロデュースを手がけた「Eyes On Me(feat.R3HAB)」では、川尻と豆原による息の合ったダンスブレイク、さらに佐藤景瑚の鍛え抜かれたフィジカルを生かしたパフォーマンスが炸裂し、観客から自然に「ふぅ~!」という歓声が沸き起こった。
メンバーが拳を高く掲げてスタートした「無限大(INFINITY) 2025」では、途中からダンサーも加わり、ド迫力のパフォーマンスに。

最後は、エモーショナルなロックサウンドの楽曲「Forever Here」。間奏では観客だけで歌う演出もあり、会場全体が思わず“エモい”感情に誘われる。圧巻のライブ力で魅了したJO1に、観客は名残惜しさを感じつつ、大きな拍手と歓声でステージを見送った。
大ボリュームの全11曲のステージを展開したJO1。序盤からラストまで圧倒的なライブ力で観客を惹き込み、スタジアム全体を熱狂で揺らした。
歌、ダンス、演出の多様な魅せ方は、観客をワクワクさせるステージで、常に目が離せない展開の連続。フェスならではの開放感と興奮に満ち、幅広い音楽ファンの心を掴んでいた。
■『SUMMER SONIC 2025』 JO1セットリスト
M1. BE CLASSIC
M2. SuperCali
M3. MONSTAR
M4. Love seeker
M5. Test Drive
M6. WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント(JO1 ver.)
M7. ひらく
M8. Trigger
M9. Eyes On Me(feat.R3HAB)
M10. 無限大(INFINITY) 2025
M11. Forever Here
(C)LAPONE ENTERTAINMENT