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【ライブ】金子みゆ、アーティストとしての最初の一歩 1st Live「Step up」!

(初出:25/08/12)

アイドル卒業後、初となるワンマンライブ「Step up」を8月11日、渋谷RINGで開催した。
オープニングでは柔らかな照明とSEが会場を包み込み、ステージ中央にデニムスタイル(Y2Kファッション)に身を包んだ金子みゆが登場。

会場に集まったファンへの第一声は「みなさんこんにちは~!!」という明るい一言とともに、メジャーデビュー初となる1曲「アタシのハートに降参ね」でスタート。
明るくポップなメロディーに合わせて自然体の笑顔を見せ、アイドル時代とは一味違う、力強くも繊細な歌声で観客を一気に引き込んだ。

続く「おSHUSHI」では「サビで手を振ってね~」と呼びかけ、会場は柔らかな一体感を演出。

そして3曲目にはスーパー戦隊シリーズ『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』エンディング・テーマ「ビリビリBe-lie-ving」を披露。手拍子がリズムを刻み、序盤のステージは軽快な空気に包まれた。

最初のMCでは、「ワンマンライブの開催を発表してからずっと緊張していました。本日は最後までよろしくお願いします」と挨拶しカバー曲ゾーンへ。

Conton Candyの「ファジーネーブル」を披露するとスポットライトを浴びながらしっとりと歌い上げ、いきものがかりの「気まぐれロマンティック」では「知ってる方は踊ってください~」と呼びかけた。

原曲の明るさを残しつつも、金子らしい声色で表現者としての幅を感じさせた。
ここでシークレットゲストとして登場したのは、ケーキを手にした大親友・水野舞菜。
「金子みゆの大親友、水野舞菜です~」と笑顔で自己紹介すると、二人のトークタイムがスタート。

ファンからの質問に答えながら、夏休みの過ごし方や料理の話題で笑い合う。
「カラオケで西野カナさんの『Best Friend』を歌って泣いた」というエピソードも飛び出し、会場は温かな空気に包まれた。二人は続いてあいみょんの「桜が降る夜は」を優しく歌い交わし、静かに刻まれる手拍子とともに、観客はその瞬間を深く味わうように聴き入っていた。

再びのMCでは「22歳は音楽制作に力を入れる年にしたい」と決意を口にする。
そしてライブは終盤へ。

現在放送中のテレビアニメ『ブサメンガチファイター』エンディングテーマ「絆創膏」を披露すると、優しさを包み込むような歌声を響かせ、続く「ステンバイミー」では軽快なリズムに合わせて自然と客席から手拍子が生まれ、MV映像とともに楽曲の世界観を鮮やかに描き出し会場全体が再び軽やかな空気に包まれ、その余韻を残したまま、静かな拍手に送られ本編は幕を閉じた。

アンコールでは、ギターを手に再びステージへ。
いきものがかりの「コイスルオトメ」を弾き語りで熱唱し、「すごく緊張したけど、見守ってくれてありがとう。次はオリジナル曲でも挑戦したい」と力強く語った。

続いて、10月にデジタルシングルとしてリリース予定の新曲「モバイルバッテリー」を初披露。
日常の愛おしさを切り取った歌詞と軽やかなメロディーが、会場をやさしい余韻で包み込んだ。

新曲リリース情報は後日発表となる。

ラストMCでは、22歳は音楽活動に専念する一年にしたいと改めて誓いの言葉を述べ、温かな拍手に送られながら、金子は会場を後にし幕を閉じた。

Photo by 岩倉紘太郎

音楽体験 ※記事|提供:ジェイタメ

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