(初出:22/08/28)
2019年より始動した長谷川海音によるバンドプロジェクト・ののが、配信シングル「Rain」をリリースした。
ロックとポップの狭間で唯一無二の歌世界を創り出す今後要注目のアーティスト、のの。
昨年11月から続いた沈黙を破り、新曲「Rain」のリリースで再始動する。
今作は、情景が浮かぶ歌詞や切ないメロディラインで、彼らの音楽的なアイデンティティを堪能できる一曲。
天を突き刺すようなギターフレーズのイントロで始まり、郷愁漂うメロディのヴォーカルへと拍子を切り替え繋がっていく展開で、一気にののの世界に引き込まれる。
荒々しいリードギターの歪みやダイナミズムがなぜか爽快な響きで耳に届く、雨の日が少し輝いて見えるような煌めきを放つ楽曲に仕上がっている。
このあと9月にも配信シングルをリリース、その後は初のフルアルバムを予定しているという、ののに注目だ。
長谷川海音からコメントも届いている。
■のの 長谷川海音:
”4年前の夏、スペインのトレドという町を旅していた僕は、現地で買った真っ白なギターをなんとなく担いでいました。突如、印象的なメロディが思い浮かんで、それがRainのはじまりでした。まだその時には雨のイメージはありませんでしたが、その後訪れたオランダのアムステルダム、美しい小雨が降っていた夕刻、目の前の情景が、メロディと結びついたのです。
帰国してバンドを結成し、Gt.山根の演奏がデモに合わさったとき、鮮やかな雨の中に、鬱屈とした憂いを洗い流すような、轟々たる勢いが加わりました。年月を経て、制作に関わってくれた心強いチームのみんなと作りあげたバンドサウンド。「ののと言ったらRainだよね」と、このバンドを象徴する曲がついに出来上がり、世に旅立っていったことに、胸を熱くしています。
瑞々しくて、切なくて、力強い。窓の外が雨降りでも、そこに輝きを見出すことのできるような、爽やかな曲です。多くの人に聴いてもらえたら嬉しいです。”
■リリース情報:
のの
配信シングル
「Rain」
https://lnk.to/nono_rain
2022年8月24日(水)配信
■のの BIOGRAPHY:
長谷川海音によるバンドプロジェクト。2019年より活動。流れるように耳に入り、思わず口ずさみたくなるメロディ。ロックとポップの狭間に、唯一無二の歌世界を創り出す。旧メンバーの山根直樹(Gt.)、サポートメンバーの清水直哉 (Ba.)・赤瀬楓雅(Dr.)との4人体制で制作した、初のフルアルバム『ACT TOUGH』を、2022年秋リリース予定。
▽長谷川海音(Vo./Gt.):
1996年6月23日生(26歳)
全ての楽曲の作詞・作曲を手がける。哀切と情熱を秘めた特徴的な歌声が魅力。別名義のソロプロジェクトMernoteとしても、2021年6月にフルアルバム「接触」を公開している。普遍的かつ唯一無二のメロディメイク、鋭敏な言語感覚と人間観、500を超える自作曲を持つ量産力など、類稀な才能を持ったソングライター。
▽旧メンバー:
山根直樹(Gt.)
現在は3ピースロックバンドThe Oh! YeahsのVo./Gt.として活動。
▽サポートメンバー:
清水直哉(Ba.)
MONO NO AWARE「行列のできる方舟」等、多数アーティストの音源・ライブに参加。
赤瀬楓雅(Dr.)
FUJI ROCK FESTIVAL ‘21・22出演の他、多岐に渡って活動。
▽LINK:
https://twitter.com/nono_nano_da