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【ライブ】安藤祐輝、渋公ワンマンから3か月‥Zepp横浜も大成功!

(初出:23/01/29)

イケメン過ぎると話題のシンガーソングライター安藤祐輝が1月28日(土)、KT Zepp Yokohamaにてワンマンライブを開催した。

安藤は昨年10月に「超緊急」と題しライブ当日まで2週間を切る中で告知を行うなど新人アーティストでは前代未聞ともいえるスケジュールでワンマンライブを開催した結果、緊急開催ながらも平日の夜に1000人程を集客した。

そんな路上出身アーティスト安藤祐輝が魅せた渾身のステージ。
今回はサポートバンドの規模も拡大し、Masaki. (Pf.Csax.Gt.Dr)、ほそみゆたか(Gt)、おーたゆーき(Ba)、星元喜(Dr)、Hinako (Fl)が出演し、6人編成でのパフォーマンスとなった。

まぶしくなるほどの白い明かりが灯され安藤が「Zeep横浜~!」と叫びながら登場。ファンのペンライトによって安藤のイメージカラーともいえるひまわり畑が広がり、会場内のボルテージは一気にMAXに。ファンとのコールの掛け合いが盛り上がる「今日もあいつがやってくる」でステージの幕開けを飾った。

その後もノンストップで「ハイヒール」、「夢島」を披露。安藤史上初の声出し可能なライブのため、今回はいつも路上を盛り上げてくれるファンと共に楽しめるコールアンドレスポンス曲を多く選曲した、とのこと。

ノンストップで3曲披露したのち、MCでは10月以来のワンマンライブということで安藤も会場を駆け回り大はしゃぎ。「イケメンながらも少し抜けてるおっちょこちょいキャラ」が愛されている秘訣の安藤だが、いつも通り「5歳児」さながらの無邪気な一面を見せた。

持ち前のトーク力で会場を盛り上げたところで、昨年末に終了した1年間の路上ライブからファンに愛され続けているオリジナルソング2曲を歌唱。「もしも僕が幽霊だったら」「追焚」を切なくしっとりと歌い上げる安藤の姿に観客は酔いしれた。

ライブ中盤、後方席も楽しめるようなライブにしたいという安藤の粋な計らいによって、じゃんけん大会や質問コーナーなどのミニゲームが行われた。

盛り上がりながらも和やかな空気が流れる中、早くもライブは中盤戦に突入。
中盤戦1曲目は安藤自らがギターを持って弾き語る「終わりのない道」、更に敬愛している川崎鷹也の「またね、ヒーロー」を歌唱するも、途中で涙ぐむ安藤。その後のMCでは優しく温かなピアノの音と共に、なんと前日の夜に書いたという手紙を、涙ぐみ言葉に詰まりながら読み始め、
「俳優活動中も路上ライブでも辛いことは沢山あった。でも、この一年素敵な出会いが沢山あって、僕は人を笑顔に、幸せにするために生まれてきたんだ。生きてて良かった、と思えるようになった」
とファンや家族への感謝を伝えた。

そんなしんみりとしたムードの中、安藤が歌い上げたのは彼の代表曲ともいえる「トイプードル」だ。
路上ライブでは歌わないこの曲は今回で4回目の歌唱。路上ライブ時代から応援してくれているファンの方への強く温かな愛と絆を感じる一曲で会場は感動に包まれた。

そして後半では、バンドメンバーの紹介と共にコールアンドレスポンスで再度会場は盛り上がりを見せ、「幸せあれ」を披露。
「あなたにとっての幸せが僕にとっての幸せ」と、まさに安藤がこの日伝えたかったことを音楽で表現。
そして今回のライブタイトルでもある「僕の宝物」歌唱で本編は終了。

退場時にはファンから「ありがとう」と声が上がり、安藤は笑顔でステージを後にした。

アンコールでは「ゆうき!ゆうき!」というファンからの呼びかけに応じて再登場し披露したのは、昨年12月に初配信リリースした新曲「White Ring」と「ありがとう」。何度も歌詞に登場する「ありがとう」という言葉で最後の最後まで感謝を伝え続け、約3か月ぶりとなるワンマンライブは幕を閉じた。

昨年の2月から路上ライブを始めた安藤祐輝が、約一年後にKT Zepp Yokohamaでワンマンライブを行うとは誰が想像できただろうか。彼の今後の活躍にも期待しよう。

音楽体験 ※記事|提供:ジェイタメ

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