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【ライブ】JUJU、毎年恒例のJAZZ LIVEをブルーノート東京で開催! スタンダードナンバー、ヒット曲メドレーをJAZZアレンジで

(初出:23/08/11)

今年デビュー20周年イヤーを迎え、現在47都道府県ツアー「スナックJUJU 2023」真っ只中のJUJUが8/3~7まで、ブルーノート東京で「JUJU JAZZ LIVE 2023 SOMETHING DELICIOUS for a HOT SUMMER JUJUの納涼夏祭り」を開催した。

自身のルーツがJAZZであり、JAZZアルバムとしてオリコン史上初のTOP5入りをはたした『DELICIOUS』シリーズもリリースしてきたJUJU。

ブルーノート東京でのライヴは、そのライフワークとも言えるもので、2011年より毎年欠かすことなく開催されている。

石成正人(Musical Director, Guitar)、草間信一(Piano)、SOKUSAI(Bass)、天倉正敬(Drums)、大島俊一(Sax, Flute, Keyboard)という盤石なミュージシャンの演奏が始まると、颯爽とJUJUが登場。

Ella Jane Fitzgeraldなど様々なシンガーにカヴァーされてきたスタンダードナンバー「Alone Together」でライヴはスタート。軽やかな演奏とヴォーカルはどこか涼しげで、タイトル通り“納涼”にふさわしいオープニングとなった。

2曲目はPeggy Leeのカヴァーバージョンでも知られる「Fever」。印象的なウッドベースと、体が熱を帯びる恋の物語をささやくように歌うJUJUのヴォーカルで、ブルーノート独特の空気がただよう。

「私自身大好きな場所で、美味しいものが沢山あるブルーノートで、私たちもDELICIOUSな時間をお届けします。皆さんと一緒に、忘れられない夏の思い出にできたらと思います。」
と想いを語った後は、うねるベースとサックスがハッピーな「Cheek to Cheek」、鍵盤のフレーズが楽しげに踊る「Give Him The Ooh-la-la」で会場を一気に盛り上げる。

『DELICIOUS』にも収録されている「Ev’ry Time We Say Goodbye」では、大島俊一のSaxソロと、語りかけるように歌うJUJUのヴォーカルに、会場全体が聴き惚れた。

Sarah Vaughanがフロリダの南の島を歌った「Key Largo」と、フルートの音色が南の島の気だるい風を想起させる名曲「Slow Hot Wind」、うだるような暑さの近頃にぴったりな、大人の夏の物語を2曲じっくり聴かせた後は、JUJUオリジナル曲のメドレーへ。

この日限りのJAZZアレンジで新鮮に生まれ変わった「この夜を止めてよ」「ラストシーン」「いいわけ」「奇跡を望むなら…」「37°C」の5曲で盛り上げた。

自身も大好きな曲であるというMichael Jackson 「I Can’t Help It」ではミュージシャンのソロパートで会場を沸かせ、90年代のクラブ・ヒット曲「Gypsy Woman」へ。原曲とは一味違った、情熱的に吹き荒れるSaxとピアノが重なるイントロ、どんな曲もJAZZにしてしまうJUJUのヴォーカル表現力が一層際立ち、この日一番の熱狂を見せて本編は終了。

アンコールでスタンダードナンバー「Summertime」を情感たっぷりに歌い上げ、JUJUの2023年のJAZZ LIVEは幕を閉じた。

現在開催中の全国ツアー「スナックJUJU 2023」での昭和歌謡カヴァーも話題を呼んでいるJUJU。

昭和歌謡からJAZZまで、幅広いジャンルをオリジナリティと表現力をもって、物語として歌い届ける唯一無二のシンガーといっていいだろう。

■公演概要:
「JUJU JAZZ LIVE 2023 SOMETHING DELICIOUS for a HOT SUMMER JUJUの納涼夏祭り」
日程:8/3(木)、8/7(月)、8/8(火)、8/9(水)
会場:ブルーノート東京
<SETLIST>

  1. Alone Together
  2. Fever
  3. Cheek to Cheek
  4. Give Him The Ooh-la-la
  5. Ev’ry Time We Say Goodbye
  6. Key Largo
  7. Slow Hot Wind
  8. JUJU Medley (「この夜を止めてよ」~「ラストシーン」~「いいわけ」~「奇跡を望むなら…」~「37℃」)
  9. I Can’t Help It
  10. Gypsy Woman
    En. Summertime
    ▽HP
    https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/juju/

■ツアー情報:
『ジュジュ苑スペシャル「スナックJUJU 2023」 ~47都道府県出店!! “あのママ”がJUJU20周年を勝手に前祝い全国ツアー~』(今後開催回)
8月11日(祝・金) 石川県 本多の森ホール
8月12日(土) 富山県 富山オーバードホール
8月16日(水) 大分県 J:COMホルトホール大分
8月18日(金) 熊本県 市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)
8月23日(水) 長崎県 長崎ブリックホール
8月25日(金) 福岡県 福岡サンパレス
8月26日(土) 福岡県 福岡サンパレス
8月30日(水) 東京都 東京国際フォーラム ホールA
9月2日(土) 岩手県 岩手県民会館 大ホール
9月3日(日) 秋田県 あきた芸術劇場ミルハス 大ホール
9月8日(金) 香川県 レクザムホール・大ホール(香川県県民ホール)
9月9日(土) 高知県 高知県立県民文化ホール・オレンジホール
9月14日(木) 福島県 けんしん郡山文化センター(郡山市民文化センター)大ホール
9月16日(土) 宮城県 仙台サンプラザホール
9月17日(日) 宮城県 仙台サンプラザホール
9月23日(祝・土) 佐賀県 佐賀市文化会館 大ホール
9月24日(日) 鹿児島県 宝山ホール(鹿児島県文化センター)
9月27日(水) 大阪府 フェスティバルホール
9月28日(木) 大阪府 フェスティバルホール
9月30日(土) 和歌山県 和歌山県民文化会館大ホール
10月6日(金) 新潟県 新潟県民会館
10月9日(祝・月) 奈良県 なら100年会館大ホール
10月10日(火)京都府 ロームシアター京都 メインホール
10月13日(金) 山梨県 YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール)
10月15日(日) 茨城県 水戸市民会館 大ホール
10月21日(土) 神奈川県 神奈川県民ホール
10月25日(水) 宮崎県 都城市総合文化ホール 大ホール
10月28日(土) 沖縄県 那覇文化芸術劇場なはーと 大劇場
※全53公演
チケット:¥8,888 (税込)
▽ツアー詳細:
https://www.jujunyc.net/snack-juju/

■JUJU プロフィール:
18歳で単身渡米。ニューヨークでシンガーとしての実績を積んだのち、2004年8月に「光の中へ」でメジャー・デビュー。以降、「奇跡を望むなら…」、「やさしさで溢れるように」、「明日がくるなら」など立て続けに大ヒット曲をリリース。オリジナル楽曲以外にも、邦楽カヴァー・アルバム『Request』シリーズやジャズ・アルバム『DELICIOUS』シリーズなど、ジャンル・洋邦・世代を超えて名曲を歌い継ぐライフワークも注目を集める。また、近年では司会を務めるNHK総合『世界はほしいモノにあふれてる』も人気番組に。
松任谷由実のカヴァーのみで紡ぎあげたカヴァーアルバム『ユーミンをめぐる物語』(Produced by 松任谷正隆・松任谷由実)も記憶に新しい中、今年3月にはフジテレビ系水10ドラマ『スタンドUPスタート』主題歌「Bet On Me」をリリース。
デビュー20周年イヤーの本年、全国ツアー「スナックJUJU 2023」を開催中。「スナックJUJU」は、会場を大きなスナックに見立て、スペシャルなコーナーが織り交ぜられるプレミアムな企画ライヴ。前回は代々木第一競技場・横浜アリーナで“世界最大のスナック”として大好評を博したが、今回は全国47都道府県への出店となり、過去最大規模となる。

音楽体験 ※記事|提供:ジェイタメ

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