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【ライブ】SHO-SENSEI!!、異例の未発表曲大合唱で大盛況の大阪ワンマンライブ完遂!

(初出:24/09/26)

HIP HOPを原体験としながら、「全ジャンルを飲み込むサウンド」と「10,20代の感情の隙間を描写するリリック」で強い支持を受けるアーティストSHO-SENSEI!!。

そのSHO-SENSEI!!が9月25日(水)梅田クラブクアトロにて、ワンマンライブを開催した。

チケットはソールド、満を持して臨んだ今回のワンマンライブ。大阪のロイヤルなファンの眼前に、昨冬リリースの人気曲「Years & Years」を鳴らしながら登場するSHO-SENSEI!!。

ライブ用のギターアレンジが掻き鳴るビートに乗せ、一言一句をハッキリ届ける様に、カメラを掲げた多くの観客が見惚れた表情を浮かべた。その後は「だから一枚だけ盗んだ」「shutter」といった(偶然かもしれないが)写真にまつわる曲を立て続けに歌唱。

今日のオーディエンスは10,20代が大半であり、彼らのライフスタイルにもリアルに寄り添うナンバーが初っ端から合唱を誘う。

その後軽い自己紹介をすませるや否や、2022年のスマッシュヒットとしてシーン内外に轟いた「サテライト」を歌い、観客のテンションとシンガロングはさらに高まる一方。「Oil」「エレキ」「メトロポリタン20.905」というSHO-SENSEI!!のHIP HOP性が炸裂する3曲を披露。ロウキーにヒット曲を投下した後にはアーティストとして生きる男の内省譚を立て続ける、そんなラップミュージックらしさに呑まれた客中からは「やばい」と囁く声が次々にあがる。

「電子レンジ」では軽やかなキーのリフレインが気持ちよく響き、ピースな雰囲気が生まれた。そして、「リリース前から1番お気に入りだった」という「望遠鏡」を披露。SHO-SENSEI!!自身のこの曲への愛を吐露した後ということもあり、フック前の「違うけど俺たちは似ている」という印象的なラインに感極まった若者たちの合唱が胸を打つひと時が訪れた。

続けざまに歌うのは「Orion」「Thunder」。果てしない空に想いを馳せながら足下の人間関係に眼差しを向けた曲で、フロアを包むエモーショナルな空気は最高潮に。

そして高まったオーディエンスをボソッと一言で煽ると、特大ヒット曲「国道」が始まる。このライブ動画を見ての新規ファンも多いと言われるだけの楽曲。圧巻の合唱っぷりに高まった観客は、続く「Diamond」や「道路工事」でも興奮と合唱を爆発させる。それぞれ単曲でライブ動画がミリオン再生を超えるバンガーなだけに、ジャンプとシンガロングが止まらない数分間となった。

■国道ライブ動画:
https://www.tiktok.com/@sho_sensei/video/7353569846212201736

■道路工事ライブ動画:
https://www.tiktok.com/@sho_sensei/video/7268954053403594002

いよいよライブは佳境を迎える。「今日のワンマンのために、大阪のみんなに持ってきた曲がある」。それを聞き色めきたつ観客に向けて、ライブ前からSNSに公開していた未発表の新曲「ゴーストタウン」が流れ始める。

ギターロックテイストの旋律に小気味よいビートが絡んだSHO-SENSEI!!の新境地とも言えるサウンドに、初めてながら拳を掲げて呼応する観客達。そして、TikTokやインスタグラムなどで限定公開されていたフックに差し掛かると、これでもかというバウンスしながら大声で合唱するファンでフロアは大揺れに。

未発の新曲ながら、ライブのハイライトと言っても差し支えないぐらいの盛り上がりをみせる驚異的な展開のまま、今年頭にリリースした「THOUSAND LIGHTS」をこちらもライブ初披露。待望されていた当曲のパフォーマンスはスマートフォンのライトで照らされながら、曲に違わず感涙を誘うものとなった。

■ゴーストタウン先行公開映像:
https://www.tiktok.com/@sho_sensei/video/7414796377231789319
https://www.tiktok.com/@sho_sensei/video/7416648597829061895

次なるパートは「ミシン」そして、「サザン」。ラブソングの雰囲気を携えながらも、HIP HOPのノリが染み込んだ独自のライブパフォーマンスが今回も爆発。フロアのユース達も「ゴーストタウン」での盛り上がりの疲れを一切感じさせない一体感で応えた。

そんな流れの中、オーディエンスに「作ったときは誰も聴かないと思っていた曲だけど」とニヒルな前置きを投げかけ、キャリア初期からの人気曲「LEGO」を披露し、続けざまに「where u at」「Map」もドロップ。SHO-SENSEI!!のライブ、ひいては楽曲の中でも音楽ジャンル“Trap”のエッセンスが詰まった、根強い支持を受けている、激しくもクールな3曲だ。

前半の曲とはまた別の身体の躍動で曲のノリをフィジカルに伝えるSHO-SENSEI!!、打ち込みの太いベースに生ドラムで呼応する細川千弘、続けざまにアレンジを加えるプロデューサー10pmの共鳴が、ラップミュージックとしてのSHO-SENSEI!!の強度と独自性を証明した。

今夏の新定番として人気の「夏に嫌われている」を初披露すると、残暑もいよいよ終わろうかという大阪の夜にハマりの良い一曲に、フロア全体が季節の感傷に浸った。ライブは終盤に向かい「ハナレバ」や「Hundred Thousand」といった定番の人気曲で再度大合唱に。

最後のMCで_、全国のファンが待望するワンマンツアーの開催を発表。大阪はBIG CAT、東京はO-EASTといったこれまでの中で最大の規模で5都市を回っていく内容だ。大盛況の今回のワンマン以上の規模で行われるということもあり、1月の開催が待たれる。また、SHO-SENSEI!!らしいサラッとした言い方ではあったがALも鋭意制作中であるというアナウンスがなされた。

アンコールなしを宣言した上でのラストは「始発列車」「最終列車」という朴訥なロックナンバーで、切なくも満ち足りた終幕となった。

異次元の盛り上がりの未発曲や初披露の曲など、これまでになくボリューミーな全26曲で駆け抜けた大阪ワンマン。

楽曲への共感からこぼれ落ちるような、等身大の合唱や、クロスオーバーした次世代の音楽に興奮を隠せない若者の激しい合唱など、どんなスタイルでも心を掴めるSHO-SENSEI!!の魅力を再確認させる一夜となった。

■リリース情報:
SHO-SENSEI!!
「夏に嫌われている」
▽配信リンク
https://lnk.to/egZRqY
▽MV

■ツアー情報:
<SHO-SENSEI!! THE GHOST TOUR>
▽チケット:前売り¥4,500(税込/ドリンク代別)
https://eplus.jp/shosensei/

2025年1月5日(日) 宮城 仙台darwin
OPEN 17:30 / START 18:00

2025年1月11日(土) 福岡  DRUM Be-1 
OPEN 17:30 / START 18:00

2025年1月17日(金) 大阪 心斎橋BIG CAT 
OPEN 18:00 / START 19:00

2025年1月18日(土) 愛知 ElectricLadyLand 
OPEN 17:00 / START 18:00

2025年1月25日(土) 東京 Spotify O-EAST 
OPEN 17:00 / START 18:00

■SHO-SENSEI!! プロフィール:
20歳から本格的に音楽活動を開始。2019年からMVと共に楽曲をいくつもリリースし、Shotaro名義での「SEN-SEI!! GANG!! GANG!!」を始めとしたヒットが誕生する。
2022年2月には、自身3枚目のアルバム「THE BLUES」をリリース。邦ロックと、ヒップホップという本来はクロスオーバーしづらい2つのジャンルを巧みに落とし込んだ彼にしかできない作品に仕上げた。なかでも本作にもBonus Trackとして収録されている「サテライト」は、MV公開後ジワジワと人気を集め、TikTokではサビの「夢って叶うのかな」というフレーズが若者に刺さりバイラルヒット。現在約2000もの関連動画があり、今もなお増え続けている。ストリーミングは約7000万再生、MVもYouTubeにて200万再生を突破している。
同年10月には、メロディー・ポップス要素が強まったバンドサウンドが特徴的な4thアルバム「THE TELESCOPE」をリリース。「サザン」「望遠鏡」「Diamond」など、同作からも複数のスマッシュヒットが生まれており、「THE BLUES」に続いてリリック・サウンド両面で高い評価を得たアルバムとして支持を集めている。
▽Instagram:
https://www.instagram.com/sho_sensei

音楽体験 ※記事|提供:ジェイタメ

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