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【ライブ】miwa、デビュー15周年、原点回帰の路上ライブに2,000人が熱狂!

(初出:25/03/28)

2025年3月3日(月)にデビュー15周年を迎えたmiwa。デビュー前から”路上ライブ”を大切にしてきた彼女が15年を振り返り、原点回帰の大型路上ライブを新宿・東急歌舞伎タワー前・シネシティ広場にて開催。その公演のオフィシャルライブレポートが到着した。


今年、3月3日(月)にデビュー15周年を迎えたmiwa。昨年から、各所で、彼女が口にしていたのは”原点回帰”という言葉。

昨年11月、12月には、広島、新潟、和歌山、愛媛での路上ライブをゲリラ的に開催。各地で自分の声を届けたいという想いで、路上ライブを行ってきた彼女が、ベストアルバム「miwa」の発売日の3月26日(水)に新宿・東急歌舞伎タワー前・シネシティ広場にて大型路上ライブを開催した。

事前の発表で観覧無料ということもあり、集まったファンは総勢2,000人。いまかいまかと本人の登場を待ちわびるファンたちの熱気が溢れる中、19時に、代表曲「ヒカリヘ」のBGMに乗って登場。新宿・歌舞伎町とは思えないフェス会場のような大歓声で包まれ、ライブはスタートした。

1曲目は、彼女のデビュー曲の「don’t cry anymore」。デビュー15年の”シンガーソングライター”の風格を感じさせる1人での圧巻のパフォーマンスに2,000人のファンは一気に引き込まれた。

”路上ライブ”というイベントに相応しいアコースティックギター1本と1人のスタイル。その立ち姿には、15年の歴史と、「一人きりだって 負けたくないの」という歌詞に込めた変わらぬ想いがパフォーマンスからにじみ出ており、一気に新宿・歌舞伎町を音楽ライブのステージへと変化させた。

歌唱を終えての「こんばんは、miwaです! 今年デビュー15周年ということもあり、原点に戻って、今日はベストアルバムのリリース記念日に路上ライブをやっています!」というMCに、祝福の大歓声とともに、また一段と会場のボルテージも上昇。

そして、デビューから一緒にやってきたというバンドメンバーeji(Key)とオバタコウジ(Gt.)を呼び込み、次の楽曲「441」へと続いた。

15年の息の合った3人のパフォーマンスで、生演奏ならではのグルーヴが。さらにサビの「441」ではお決まりの”441ポーズ“で集まったファンも一緒に盛り上がり、完全にフェス会場のような空間に。

続くMCでは

「私がデビューする前は、沖縄とかで路上ライブをやっていたのですが、なかなか路上ライブができる場所がなくって、今日この場所は、Kabukicho Street Liveというこれからアーティストを目指す人たちがストリートライブができるようにと支援しているプロジェクトがあり、そこに私も共感し…」と改めて自身の路上ライブへの想いを語り、17名の次世代のシンガーソングライターを呼び込んだ。

「3/8の日(miwaの日)にKabukicho Street Liveのイベントでmiwaのカバー曲を歌ってくれた」17名という紹介で登場し、17名の代表・シンガーソングライターの後河内美咲さんは「miwaさんに出会わなかったら、ギターも始めてなければ、曲も作ったりもなかったので、miwaさんは、ここにいるみんなの原点で、こうやって一緒に歌えることが嬉しいです」と涙ながらに話し、総勢18名での「ヒカリヘ」を披露。

次世代のシンガーソングライターに目配せをしながら、歌唱する姿には、15年の様々な想いが乗っかり、デビューから15年間走り続けたからこそ、その背中を追って歌手になることを目指したニュースターたちとの共演が、夢のステージとしてファンの心を大きく揺さぶった。

その後は、またバンドメンバーを呼び込み、miwaの曲の中でも人気の「chAngE」「ミラクル」「春になったら」の3曲が立て続けに披露。ファンはタオルを回したり、こぶしを突き上げたり、新宿・歌舞伎町も盛り上がりの最高潮に。

「私が見てきた路上ライブの中で間違いなく、一番多くの人が集まってくれてます。デビュー前に路上ライブやってた時には、想像もつかない景色で、15年間歌い続けてきて良かったなと…。そして、15年間歌い続けてこれたのは、応援してくれるみんなのおかげです。ありがとう! これからの15年も宜しくお願いします!」と今日ライブに足を運んでくれたファンに感謝を伝え、最後の曲に。

最後は、miwaの代表曲「ヒカリヘ」を、”原点回帰”の弾き語りで披露。
のびやかでまっすぐな歌声が、新宿を歩く多くの人の足を止め、時間が止まったかのように、その場にいる全員が彼女の歌声に耳を傾けた。

歌唱が終わると、鳴りやまないアンコールが。
路上ライブではありえないアンコールに、miwaも驚きながら再登場。

「アンコールありがとうございます! 皆さんがまだもう1曲聴きたいということなので」「何を歌おうか?」とステージ上で悩みつつ、バンドメンバーのeji(Key)を呼び込み、2012年リリースの「片想い」を披露。急遽の1曲でもさすがのデビューからのチームワークで、会場を温かく包み込むようなパフォーマンスと歌声で歴史的な路上ライブを締めくくった。

15年経ったmiwaは、デビューから変わらぬ想いと、培ってきた大きな歴史と、次なる未来への一歩がどれも混在して、”ヒカリ”となってファンを照らす…そんな一夜だった。

☆新宿・東急歌舞伎タワー前・シネシティ広場路上ライブセットリスト:

  1. don’t cry anymore
  2. 441
  3. ヒカリヘ ※コラボ合唱
  4. chAngE
  5. ミラクル
  6. 春になったら
  7. ヒカリヘ
    EN1. 片想い

■リリース情報:
miwa
ベストアルバム
【初回生産限定盤A】mi
【初回生産限定盤B】wa
【通常盤(初回仕様)】miwa
2025年3月26日(水)発売
▽CD購入はこちら
https://miwa.lnk.to/15th_bestAL

<収録内容>
エモーショナル曲を集めた盤とチルアウト曲を集めた盤を初回A・Bとしてリリース。
また、2024年11月開催のビルボードライブ『miwa CLASSIC Ⅳ』東京公演のライブ映像を初回AのBlu-rayに、miwaが各地を練り歩いたロケ映像『miwa散歩』などが初回BのBlu-rayに収録。
通常盤には初回A・BそれぞれのCDがセットに。
・【初回生産限定盤A】CD+BD(品番:SRCL 13240~1)7,700円(税込)
・【初回生産限定盤B】CD+BD(品番:SRCL 13242~3)7,700円(税込)
・【通常盤(初回仕様)】2CD(品番:SRCL13244~5)4,180円(税込)
※全形態2/19発売「リアル」とのW購入者特典封入:「miwa 原点インディーズ時代CDジャケット絵柄直筆サイン入りTシャツ(miwa画伯作)」 応募チラシ封入(15名当選)

■miwa プロフィール:
2010年大学在学中にデビュー。翌年発表した1st アルバム「guitarissimo」でアルバムチャート1位を獲得。
2012年には「ヒカリヘ」が大ヒット、大学の卒業式と同時期に初の日本武道館公演を開催し、翌年にはNHK紅白歌合戦に初出場を果たす。日本武道館や横浜アリーナでのアコギ一本の弾き語りライブの成功、日本最大規模の合唱コンクール『NHK全国学校音楽コンクール課題曲』(中学校の部)の作詞曲を担当するなど幅広く活動を続けている。
2023年5月24日リリース「ハルノオト」でTVアニメ「MIX MEISEI STORY~二度目の夏、空の向こうへ~」エンディングテーマを担当し、2024年3月6日にリリースした最新曲「それでもただ」は日本テレビ系ドラマ「厨房のありす」の主題歌として書き下ろした。5月29日には7枚目のオリジナルアルバム発売をリリースし、そのアルバムを引っ提げたZeppツアーも大盛況のうちに終了。
2025年3月にデビュー15周年を迎える。
▽miwaオフィシャルHP:
https://www.miwa-web.com/
▽miwa official fan club『yaneura-no-neko』HP:
https://yaneura-no-neko.jp/s/n156/

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