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【ライブ】YOASOBI、新宿・東急歌舞伎町タワー内『THEATER MILANO-Za』にてTikTok LIVE開催!

(初出:23/04/25)

“小説を音楽にするユニット”YOASOBI。

2023年2月にはユニバーサル・スタジオ・ジャパン『ユニ春』テーマソング「アドベンチャー」を配信リリースし、3月にはユニバーサル・スタジオ・ジャパン グラマシーパーク特設会場で開催された『ユニ春! ライブ 2023』に出演。

コロナ禍の学生の経験を元に制作した楽曲に込められたメッセージや、ライブでのさまざまなキャラクターとのコラボ演出が、同世代の学生のみならず幅広い層の心に刺さっている。

そんなYOASOBIが、2023年4月24日(月)、新宿・東急歌舞伎町タワー内『THEATER MILANO-Za』にてTikTok LIVEを開催した。

この場所は2年前に工事現場だった時にYOASOBIが配信ライブを行った場所であり、こけら落としライブとなった本配信は、累計視聴約63万人、最大同時接続者数12万人超えで、日本人アーティストのライブパフォーマンス史上最高記録となった。

【ライブレポート】
4月24日(月)20時、心臓に響く四つ打ちとスモークの演出に乗せて、音楽ユニットYOASOBIのコンポーザー・Ayaseとボーカルのikura、そしてバンドメンバーが姿を現した。

舞台は4月14日(金)に開業したばかりの新宿・東急歌舞伎町タワー内6Fに位置する『THEATER MILANO-Za』。

2021年2月14日、YOASOBIが初めて配信限定ライブ『KEEP OUT THEATER』を歌舞伎町の工事現場で開催したことは記憶に新しいが、その場所が晴れて竣工、開業を迎え、こけら落としをYOASOBIが担うという趣向のライブだ。

事前に抽選で選ばれ会場に詰めかけた200組400名と、TikTokでの無料生配信を見守るその何百倍何千倍もの視聴者。2年前のライブを見ていたファンもそうでないファンも、その運命的なストーリーに思いを馳せながら、現在進行形のYOASOBIのライブを見られるまたとない機会に胸を踊らせている様子が伝わってくる。

1曲目は機動戦士ガンダム「水星の魔女」オープニングテーマとして幅広い世代のリスナーを獲得した「祝福」。そしてこの2年間変わらず音楽チャートで存在感を発揮し続ける代表曲「夜に駆ける」と畳み掛ける。

3曲目は「セブンティーン」。”小説を音楽にするユニット”YOASOBIが2022年から1年かけて取り組んできた直木賞作家コラボプロジェクト『はじめての』を締めくくる、宮部みゆき書き下ろしの小説を原作とした新曲だ。アグレッシブな3曲で会場のボルテージが一気に高まったところで、続くMCでは開業を迎えた東急歌舞伎町タワーに改めて”祝福”の意を示しながら、2年前でのMCでもやったという”乾杯”を再現。集まった観客、また配信で視聴しているファンとも近い距離でコミュニケーションを取ろうとする親しみやすさも感じられた。

その後も、昨年アジアを発火点に世界中のTikTokで大きなバズを巻き起こした「たぶん」から、コロナ禍の学生に寄り添い、ようやく光が見えてきたこの春を謳歌する喜びに満ちた「アドベンチャー」までヒット曲を連発。

中でも、2021年のNHK紅白歌合戦でも披露された「群青」で、2年前この場所で無観客のライブから歩みを始めたYOASOBIが、日本武道館での初有観客ライブや国内外のフェス出演を経て手にしてきたライブの経験値を感じさせるようなスケール感を見せつけたのが印象的だった。

ラストは先日4月12日(水)に配信リリースされ、オープニングテーマを務めるTVアニメ『【推しの子】』とともに凄まじい勢いで数々の記録を打ち立てている新たなアンセム「アイドル」。

この日最高の盛り上がりのまま、YOASOBI初のTikTokライブは幕を下ろした。

初ライブという出発点に立ち返る演出に始まり、今まさにシーンの最前線で輝きを放つその姿までもが凝縮された、極めて贅沢な1時間。

YOASOBIは現在、全国7都市14公演(追加公演含む)に及ぶ自身初のアリーナツアーを敢行中ということだが、その疲れも感じさせないエネルギッシュなステージだった。

なお、YOASOBI初の単独アリーナツアー『YOASOBI ARENA TOUR “電光石火”』は、追加公演が決定。6月23日(金)、24日(土)神奈川県・ぴあアリーナMMにて開催される。

■YOASOBI TikTok LIVE 概要:
日時:2023年4月24日(月) 
開演:20時
場所:THEATER MILANO-Za
セットリスト:

  1. 祝福
  2. 夜に駆ける
  3. セブンティーン
  4. ハルジオン
  5. たぶん
  6. ツバメ
  7. 怪物
  8. 群青
  9. アドベンチャー
  10. アイドル

■YOASOBI ARENA TOUR 2023 ”電光石火” 追加公演:
6月23日(金) 開場 17:30 / 開演 19:00
6月24日(土) 開場 15:30 / 開演 17:00
会場 神奈川・ぴあアリーナMM
料金:全席指定 7,800円(税込)

※開催概要:
『YOASOBI ARENA TOUR “電光石火”』
<愛知公演>
日程:4月5日(水) 開場 17:30 / 開演 19:00
   4月6日(木) 開場 17:30 / 開演 19:00
会場:日本ガイシホール

<大阪公演>
日程:4月8日(土) 開場 17:30 / 開演 19:00
   4月9日(日) 開場 16:30 / 開演 18:00
会場:大阪城ホール

<北海道公演>
日程:4月15日(土) 開場 16:30 / 開演 18:00
   4月16日(日) 開場 15:30 / 開演 17:00

<宮城公演>
日程:5月4日(木・祝) 開場 16:30 / 開演 18:00
   5月5日(金・祝) 開場 15:30 / 開演 17:00
会場:ゼビオアリーナ仙台
[お問い合わせ] G.I.P. https://www.gip-web.co.jp/t/info

<福岡公演>
日程:5月20日(土) 開場 16:30 / 開演 18:00
     5月21日(日) 開場 15:30 / 開演 17:00
会場:西日本総合展示場 新館

<埼玉公演>
日程:6月3日(土) 開場 16:30 / 開演 18:00
   6月4日(日) 開場 15:30 / 開演 17:00
会場:さいたまスーパーアリーナ

<神奈川公演>※追加公演
日程:6月23日(金) 開場 17:30 / 開演 19:00
   6月24日(土) 開場 15:30 / 開演 17:00
会場:神奈川・ぴあアリーナMM

料金:全席指定 7,800円(税込)

※6歳以上有料。5歳以下膝上鑑賞無料、お席が必要な場合は有料。
※入場時に身分証確認を実施いたします。本人確認ができない場合は入場をお断りいたします。
※本公演は新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、会場や自治体などのガイドラインに沿って開催致します。
※公演中止・延期の場合を除き、個人的な体調不良および新型コロナウイルス感染によるお客様のご事情による払い戻しはできませんのでご了承ください。
※客席を含む会場内の映像・写真が公開されることがあります。

■YOASOBI プロフィール:
コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる、「小説を音楽にするユニット」 。2019年11月に公開された第一弾楽曲「夜に駆ける」はBillboard Japan 総合ソングチャート”HOT100″にて2020年年間1位を獲得し、2023年1月に史上初のストリーミング累計9億回再生を突破。2021年1月6日に満を持して初のCD『THE BOOK』をリリース。豪華な仕様が大いに話題を呼び、オリコンデイリーランキング初登場2位を記録しながら、配信では全ての楽曲がApple Musicストリーミングチャートで15位以内に同時ランクインするという快挙を達成。2月には、初のワンマンライブ『KEEP OUT THEATER』を新宿・ミラノ座跡地の工事現場にて開催。7月にはユニクロ「UT」とのコラボライブ『SING YOUR WORLD』をユニクロ有明本部内・UNIQLO CITY TOKYOにて開催し、YouTube LIVE配信で、同時接続者数28万人を記録する盛り上がりを見せた。12月にはその年リリースした楽曲全てを含む2nd EP『THE BOOK 2』を発売し、日本武道館にて初の有観客ライブも大成功におさめた。同月発表された、Spotifyの“2021年海外で最も再生された日本のアーティスト”ランキングにて1位獲得。米国のニュース情報誌『TIME』に掲載された“The 10 Best Songs of 2021”に「怪物」が選出されるなど、海外からの注目も集めている。現時点で、リリース楽曲の内、12曲がストリーミング再生1億回を超えている。2022年2月より、島本理生・辻村深月・宮部みゆき・森絵都という4人の直木賞作家が原作小説を書き下ろし順次楽曲を発表していくというプロジェクト『はじめての』を始動。8月には、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022」のステージで、初めての夏フェス出演を果たし、各地のフェスでも初ライブを繰り広げ、LEDパネルを用いた特殊なステージや演出が話題に。夏フェス出演にあわせてスタートした“移動式書店「旅する本屋さん YOASOBI号」”では、YOASOBIの関連書籍の販売に加え、Ayase・ikuraが監修したカレーをキッチンカーで販売するなど、幅広いプロジェクトに注目が集まっている。
▽Official Site:
https://www.yoasobi-music.jp/
▽Twitter:
https://twitter.com/YOASOBI_staff
▽YouTube Channel:
https://www.youtube.com/c/Ayase0404
▽TikTok:
https://www.tiktok.com/@yoasobi_ayase_ikura

音楽体験 ※記事|提供:ジェイタメ

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